「区民クリスマスのメッセージ性」
2008年 12月 23日
この区民クリスマスは、教会で行うクリスマスとは違う、一般向けのイベントである。区役所の後援も受けている。そうなると、宗教色を出せないわけで、「賛美」を「クリスマスキャロルを歌おう」、「説教」を「クリスマスメッセージ」などと工夫することになる。そうこうするうちに、主催者側も、うかうかすると行事をこなすだけの感覚に陥りやすい。そしてマンネリ化するのだ。
だからこそ、いかに、そこにメッセージ性を持たせるかが勝負となる。私たちは、行事にではなくメッセージにこそ、命をかけているのである。実際には、プログラムに含まれる「クリスマスメッセージ」はもちろんであるが、幼稚園の子どもたちの「ページェント(降誕劇)」もまた、最高のメッセージ力を持つものである。それ以外では、パンフレットの編集の仕方、エントランスの装飾、アナウンスの言葉ひとつとっても、そこに、福音的メッセージを盛り込むのである。
この「気合」の入れ方に、私は細心の注意を払いたいと思っている。区民クリスマスは教会への道筋に布石を置くようなもので、布石を置くというのは、先を見ていなければできないことである。しっかりと先を見て、今、終わったばかりではあるが、次の9回目に向かって行きたい。