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「ベバリー・スタット先生を迎えて」

今日、18年前にアメリカに帰国されたスタット宣教師夫人を、お迎えした。総会のために来日されたので、これを機会にお招きし、いろいろとお話を伺う中で、印象に残ったお話ひとつ。
私たちは26年間、日本で働いたが、当時、来日してすぐ日本語学校に通った。テストがあった。私はそこそこの点を取ったが、バディ(夫のスタット宣教師)は、良くなかった。一人だけ廊下に呼ばれて、先生に言われた。「あなたには日本語を学ぶ能力がないようだ。帰国されたほうがいい」。
そういえば、1週間前にも、ご夫妻の来日前のことを聞いた。「バディは、牧師にはなるつもりだが、宣教師にはなりたくなかった。ちょうど、そのとき肝炎をわずらい、入院した。バディは、これで自分は宣教師には向かないだろうと安心したようだった。しかし、しばらくして、医師が告げた。あなたは神さまに守られている。1000人に一人の確立で、病気は治りました」。
行きたくないと思ったのに来日することになった。来てみたら、今度は、帰ったほうがいいと言われた。しかし、もはや帰らなかった。日本語には苦労されたようだが、その後28年もの間、日本で宣教師として働かれたのだ。
日本語には苦労したらしいが、道には詳しかった。私たち夫婦が今、通る道のいくつかは、スタット宣教師に教えてもらった道だ。天国への道も含めて。

ちなみに、ここを参照。今回、富士霊園で、スタット宣教師の納骨をされたのだ。スタット宣教師の「お骨」は日本にある!
http://megumiboxy.exblog.jp/8214632/

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by rev_ushioda | 2008-06-19 20:49 | Comments(0)

横浜で牧会する牧師のブログです。


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