「アジアの中のカンバーランド長老教会」
2014年 03月 29日
そのような宣教拠点からリーダーたちが日本に集まり、宣教の働きについて課題や情報を共有し、これからの宣教の働きを考える第1回の会議が、今年、開催されました。これは、カンバーランド長老教会の中にあって「アジア・ミッション・フォーラム」と名付けられました。会議を終えた次の日曜日、海外の参加者たちは分散して近隣の礼拝に出席しましたが、泉教会の礼拝には、Forest Prosser(フォレスト・プロッサー牧師/カンバーランド長老教会 総会議長)、Edith Old(イーデス・オールド長老/総会の元に置かれた運営協議会の総主事)が出席されました。とても親しみやすい人柄のお二人でしたので、記憶に新しいことです。
長老教会というと、国名を冠して、一つの国の中に組織が限定されるケースがほとんどですが、「カンバーランド長老教会」というこの名は、国名ではありません。リバイバルが盛んだった、アメリカの一つの地方の名前です。従って、名前からして、アメリカという一つの国に限定されなかったのかも知れません。とにかく、アメリカから始まって、南米コロンビア、アジアでは香港、日本などに一つの教会の拡がりが及んだ、めずらしい長老教会だと言えます。
そして今、アジアにあって、一つにまとまった動きが始まろうとしているのです。かつて香港から来た人が、「日本に来ると、英語ばかり話しているので、疲れる。」と言ったことがあります。なるほど、その通りでした。「外国の人、イコール英語を話す人」という誤った認識を打ち砕かれました。私たちは、アジアで宣教の思いを語り合い、アジアの言葉で、今、福音を語り出すのです。こうして、新しい宣教の働きを、泉教会からも模索出来たら良いと思います