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「ペンテコステを祝う」

どこの教会でも、ペンテコステの祝い方には苦労しているようです。ペンテコステの祝日について、聖書の言葉は、次のようになっています。

「五旬祭(ペンテコステ)の日が来て、一同が一つになって集まっていると、突然、激しい風が吹いて来るような音が天から聞こえ、彼らが座っていた家中に響いた。そして、炎のような舌が分かれ分かれに現れ、一人一人の上にとどまった。すると、一同は聖霊に満たされ、“霊”が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話しだした。」(使徒言行録2章1~4節)

さて、私たちは、これをどのように祝いましょうか。教会のお祝いの一つを、皆さんだったら、どう祝うのが良いと思われますか。
ペンテコステは、上の聖書の記事から、言葉が世界に開かれた日だということが分かります。そこである時、運動会で飾るあの万国旗が「世界」をイメージするためにふさわしい、というわけで、広場に万国旗を飾り、「ペンテコステ運動会」なるものを計画したことがあります。学校の校門のところで「ペンテコステ運動会があるよ!」という案内しただけで、30年も前のこととはいえ、50人も60人も、よく集まったと思います。集まるほうも集まるほうですが、計画するほうも計画するほうで、近くの幼稚園の園庭を借り、さらには幼稚園の小道具なども借りて、このようなことを2、3回したと思います。
その他、宣教師をお招きして、宣教について考えたりすることは、しばしばしてきました。
今、泉教会では、「炎のような」とあるので、毎年、この日は赤いリボンを胸に付け、赤いものを身に着けてくる礼拝を、続けてきました。「霊」は別のところで「鳩のように」主イエスにくだって来たということから、子どもたちに、鳩のクッキーをプレゼントします。また、礼拝の中で「赤いバラの花びら」を、子どもたちが、思いきり、礼拝堂に巻きます。子どもたちにとって楽しい時です。大人も、思わず、上から舞い落ちてくる赤いバラの花びらを見上げます。あの時も、このようであったのか、と思います。
今年は、午後、できる人で町に出て、駅前でトラクトを配ろうとしています。
ペンテコステは、キリスト者、そして教会の大事な祝日なのです。ここから何事か始まるような、そんな一日としたいと思います。

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by rev_ushioda | 2012-05-19 08:09 | Comments(0)

横浜で牧会する牧師のブログです。


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