「礼拝の服装の話」
2011年 07月 03日
先日の礼拝で、「サンデーベスト(日曜日の晴れ着)」という言葉があることを紹介しました。つまり、伝統的な礼拝では、服装を大事にするのです。礼拝には「招きの言葉」がありますが、神の招きを受けて、神の御前に出るのです。それはまさに、光栄に満ちた晴れがましいこととして、それを服装で現わし、つまり、正装して出かけるという伝統的な礼拝があるのです。
それに対して、現代の礼拝に多く見られるのですが、それほど服装を気にかけず、神との関係も、親しい友達関係のような気安さで、普段着で出かけます。
私たちの教会では、服装のことは、何も決まりはありません。神は私たちを服装で判断されることなどありませんから、それぞれの思いに従って礼拝の装いも違ってきます。ましてや、神は私たちの心を見通しておられるのですから、うわべだけ正装しても、それは意味のないものになってしまいます。
しかし、そこで改めて考えたいのは、たとえば、暑いからといって、「ウルトラ・クールビズ」? でもいいかと言うと、それが周りの人に不快な思いをさせたり、礼拝の心を乱してしまうかもしれないとなれば、それはよく考えなければならないことです。私たちは、一人で礼拝しているわけではありません。民族によって、地域によって、教会によって、それぞれふさわしい服装があると思います。自分の礼拝共同体を意識した服装があるのでしょう。
大事なことは、服装は、心が表れるものだということです。洗礼の日には、皆さん、改まった服装をされる。心が、そこに表れているのです。では、神礼拝の心を、服装ではどう表したらよいのでしょうか・・・
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