「啓蟄」
2010年 03月 31日
そろそろ、山道を歩かないようにしよう。遠回りでも、車道を歩く。
ところで、桃太郎で有名な岡山(吉備)には、百済からのがれてきた王族の伝説がある。
百済から来た彼らは、吉備に製鉄や造船をつたえ、かの地に、大和朝廷におとらぬ繁栄をもたらした。彼らには、温羅(うら)という王がいて、大柄で目が鋭く、髪はぼうぼうだったそうです。中央アジアの韃靼人系ではないかといわれています。
大和朝廷としては、吉備の繁栄と、製鉄技術がほしい。朝廷から派遣された、吉備津彦命は大軍を率いて吉備に下ります。温羅は岩を投げて応戦するも、最終的には、吉備津彦命が勝ちます。
そこで、桃太郎=大和朝廷から派遣された将軍・吉備津彦。鬼=温羅(うら)とよばれる、百済の王族の長。つまり、鬼退治とは大和朝廷による、吉備の百済勢力への進攻ともとれます。この場合、鬼というのはあくまで、大和朝廷からみた鬼。鬼とは、相対的なもの、ともいえます。(以上、他の方のブログ記事から引用)
「鬼」からしたら、その地の人と仲良くしたいと思っていた。しかしある日、いきなり「桃太郎」はじめ「キジ」「猿」とかがやって来て、散々な目に遭わされるということになる。ナルホド…
蛇が、悪いわけではない。かれらの棲家であるその道を通ろうとする人間に、(蛇は気持ちが悪いなんて言う人間に)問題があるのだろう。蛇にも、「造られた意味」があるのだ。(それでも好きになれないが)
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