「いかに危険な内閣か」

「日本はどこへ向かうのか?~戦争と平和の岐路に立つ今を考える~」という平和講演会が行われた。講師は、東京大学大学院教授・哲学者である高橋哲哉さん。
分かりやすく、今進められている安保法案の問題点をお話いただいた。

1.憲法改正手続きを取らずに、解釈改憲という方法を取ること。憲法よりも法律を上にしてしまうこと。これはナチスのやり方と同じであることが強く印象に残った。

2.集団的自衛権の行使を、時の政府が判断できるとすること。今までは攻撃を受けているかいないかで線引きがされていたが、今度の法律によれば政府判断という主観が入ってくること。

3.「戦死者」が出ない、という安倍首相の言葉は大きな嘘。安倍首相は安保条約は「血の同盟」と言ってきたこと、また靖国神社に関して「英霊を顕彰することを国家が放棄したら誰が血を流すか」とも言っている。

4.思想的背景は、吉田松陰である。明治政府以来、国家がしてきた隣国侵略の歴史はこの思想と一致している。その思想を「誠実」として学校教科書「道徳」として教えようとしている。

今の内閣がいかに危険な内閣かと再度認識した講演会であった。

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by rev_ushioda | 2015-06-30 12:32 | Comments(0)

私たちの教会で、『十戒』を礼拝で使うことにしました。日本中会が出版した『神の民の礼拝』によると以下の解説が書かれていますが、これは『キリスト教礼拝・礼拝学事典』(日本キリスト教団出版局)の理解と同じです。

「宗教改革者カルヴァンは赦しの確証に続けて十戒を朗唱し、それは改革派礼拝の特徴の一つとなりました。福音によって新しくされた人間は律法によって生活の指針が与えられる、という理解を反映しています。」

大事な言葉は、「福音によって新しくされた人間は…生活の指針」というところです。
聖書によると、神はエジプトの奴隷から解放した民に、言われました。「わたしは主、あなたの神、あなたをエジプトの国、奴隷の家から導き出した神である。」(出エジプト記20章2節)そしてこの一方的な驚くべき恵みに応答するように、新しくされた民の新しい生活のために『十戒』に生きて行きなさい、と言われたのです。

これは今、私たちに重なります。私たちは主イエス・キリストの福音によって罪の奴隷から一方的に解放され、新しくされたのです。私たちは、全く自由に生きることが出来ます。

しかしそこで、どう生きたらいいのか。奴隷の時には必要でなかった新しい指針が必要になるのです。パウロは言いました。「あなたがたは、自由を得るために召し出されたのです。ただ、この自由を、肉に罪を犯させる機会とせずに、愛によって互いに仕えなさい。」(ガラテヤの信徒への手紙5章13節)自由にされた新しい人間の、新しい生活の「指針」が必要なのです。

私たちの世界は、価値観において、激しく動いています。10年前に言われていたことは、もう、古くなっています。その価値観も、10年先には古くなるのです。キリスト者がそういう価値観で神を理解し、またこの世の価値観で多様化する人間関係、特に性的少数者の問題、また政治的には戦争法案などを判断していて良いのでしょうか。しかも聖書に照らして自分の考え方を作り上げるのではなく、周りの状況、人の考え方や言葉で動いているとしたら、もはや、キリスト者の放棄です。私たちは、少なくとも神の言葉に何が言われているか知った上で、現実の状況に対して判断しなければなりません。
だから、「福音によって新しくされた人間は…生活の指針」に立ち戻っていくのです。私たちは、礼拝の中で、赦しの確証に続けて「新しくされた人間」として、子どもたちと共に、十戒を朗唱することにします。

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by rev_ushioda | 2015-06-29 23:24 | Comments(0)

妻は、無事、コロンビアから帰国。
無事という意味はふたつある。一つは、体調の問題。もう一つは、航空機欠航の問題があった。

第一報:宮井先生より
昨夜の閉会礼拝の時でしたが、潮田秀子姉が体調を崩し、席にうずくまってしまいました。
夕方前から顔色が優れずに心配していましたが、長旅のお疲れが極みに達したのだと思います。
そして、その時にちょうど隣りにいた方が医療従事者で、お顔を見てすぐに声をかけてくださり、別室で診察し、薬を処方してくださいました。脱水状態になりかけていると言われました。
彼女は礼拝中に夫と小さなお子さんを残して中座し、少し離れた場所にあるホテルまで戻って薬を持ってきてくださり、丁寧な説明とともに祈りをもしてくださって、主にある姉妹としての大きな愛を示してくださいました。
その場にいた日本からの参加者一同が感謝を表し、特に佐藤先生がずっと通訳として付き添ってくださったのと同時に彼女への感謝の意を丁寧に現してくださいました。
ぜひ、このことを日本中会で覚えてくださり、中会として彼女に感謝の意を届けていただければと願います。

その方はキャサリン・カミングス姉、マイランド教会のメンバーです。ご主人が牧師で、代議員の家族として総会に出席しておられたようです。マイランド教会は以前ロバート・ラッシュ先生が牧会しておられた教会だそうです。

潮田姉はその後薬の効果もあってか回復され、今朝はご一緒に元気に朝食を召し上がりました。
今日の夕方の便で帰国されますので、それまで尚できるだけ休息をとれば、無事に飛行機に乗れることでしょう。

第二信:佐藤先生より
キャサリンさんは、危険な町を一人でホテルに行くと言われたので、こちらで現地の教会のメンバーにお願いして付き添ってホテルに行かれました。しかし、タクシー代金、持参された三種類の薬の代金の受け取りも辞退されて、私たちのホテルにつくまで、処方について細かく説明され、秀子さんの手を握りとても長く祈って下さいました。

旦那さんのマイランド教会は、
http://milancpchurchnews.blogspot.com/?m=1
このブログを見つけました。ベセル大学に近い、歴史あるカンバランドの教会です。

第三信:饒平名兄より
現在マイアミ空港にいます。ボゴタからダラスまでの飛行機がキャンセル(欠航)されたため、急遽マイアミから日本に向かうことにしました。詳細のフライトはまだ早朝のため、空港職員がいません。またご連絡します。

第四信:饒平名兄より
ようやくダラス空港につきました。東京行AA61便に乗る事が出来そうです。成田到着予定時刻は16時35分となっています。乗ることが出来れば日曜日夕方の到着となります。ご婦人たちには強行軍となってしまいましたが、良い経験と思って頂けると幸いです。

総会開催地のカリから、コロンビア国内のボゴダまでは良かったものの、ボゴダでアメリカのダラス行の飛行機が理由もなく欠航。出国できなくなったのである。交渉の結果、フロリダのマイアミまで行く便にすべり込み、第三信は、そのマイアミからの早朝のメールであった。そこから日本への直行便も探したがそれはなく、マイアミで交渉の結果、ようやくダラスに登場できたのである。それが金曜日の夜から土曜日早朝の出来事。しかしダラスでは予定していた飛行機は直前に出発したために乗ることができず、再度交渉し、結果的には2時間遅れで成田到着であったが、饒平名兄がいなければコロンビアで路頭に迷い、を出国できなかったと思う。饒平名兄に大感謝。

すべて主に感謝。

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by rev_ushioda | 2015-06-28 23:59 | Comments(0)

私たちの教会で、『十戒』を礼拝で使うことにしました。日本中会が出版した『神の民の礼拝』によると以下の解説が書かれていますが、これは『キリスト教礼拝・礼拝学事典』(日本キリスト教団出版局)の理解と同じです。

「宗教改革者カルヴァンは赦しの確証に続けて十戒を朗唱し、それは改革派礼拝の特徴の一つとなりました。福音によって新しくされた人間は律法によって生活の指針が与えられる、という理解を反映しています。」

大事な言葉は、「福音によって新しくされた人間は…生活の指針」というところです。聖書によると、神はエジプトの奴隷から解放した民に、言われました。「わたしは主、あなたの神、あなたをエジプトの国、奴隷の家から導き出した神である。」(出エジプト記20章2節)そしてこの一方的な驚くべき恵みに応答するように、新しくされた民の新しい生活のために『十戒』に生きて行きなさい、と言われたのです。
これは今、私たちに重なります。私たちは主イエス・キリストの福音によって罪の奴隷から一方的に解放され、新しくされたのです。私たちは、全く自由に生きることが出来ます。
しかしそこで、どう生きたらいいのか。奴隷の時には必要でなかった新しい指針が必要になるのです。パウロは言いました。「あなたがたは、自由を得るために召し出されたのです。ただ、この自由を、肉に罪を犯させる機会とせずに、愛によって互いに仕えなさい。」(ガラテヤの信徒への手紙5章13節)自由にされた新しい人間の、新しい生活の「指針」が必要なのです。

私たちの世界は、価値観において、激しく動いています。10年前に言われていたことは、もう、古くなっています。その価値観も、10年先には古くなるのです。キリスト者がそういう価値観で神を理解し、またこの世の価値観で多様化する人間関係、特に性的少数者の問題、また政治的には戦争法案などを判断していて良いのでしょうか。しかも聖書に照らして自分の考え方を作り上げるのではなく、周りの状況、人の考え方や言葉で動いているとしたら、もはや、キリスト者の放棄です。私たちは、少なくとも神の言葉に何が言われているか知った上で、現実の状況に対して判断しなければなりません。
だから、「福音によって新しくされた人間は…生活の指針」に立ち戻っていくのです。私たちは、礼拝の中で、赦しの確証に続けて「新しくされた人間」として、子どもたちと共に、十戒を朗唱することにします。

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by rev_ushioda | 2015-06-25 21:37 | Comments(0)

「妻がコロンビアへ」

昨日、夕方6時45分の成田発で妻がコロンビアに発った。ほかに4人の人と一緒である。コロンビアのカリという町で行われるカンバーランド長老教会の総会出席のため、現地ではアメリカから佐藤先生が加わり、6人が同じコテージに宿泊、総会会場の大学のキャンパスまでバスで送迎されると聞いた。
カリ(世界地図にマークしたところ)に到着は、金曜日朝7時頃。カリとの時差は14時間なので、日本時間では今夜9時ころである。
妻はブラジルにも行ったことがあるが(ブラジルの東北部、地図でBA バイア州がマッタ教会があるところ)、それよりは多少移動時間が短いが、1日では行かない国である。それにしても、木曜日夕方6時45分に発って、26時間使って、到着は現地で金曜日朝7時だ。時差ボケにもなるだろう。

コロンビアは外務省が政治的、社会的に危険な国ということで警告を出している国である。さすがに旅行案内書は、本屋を探しても、ない。加えて黄熱病予防接種が求められる国である。現地の情報に基づいて予防接種はしていかなかった。教会の総会なので現地ではすべて団体行動となり、まさか誘拐はないだろう。しかし蚊のテロ攻撃を受ける可能性はある。写真を見ると(地図の下の写真)、これが宿泊ホテルにあるゴルフ場であるらしい。蚊は、いないわけはなさそうだ…

気を付けて、良い旅をと、祈って送り出した。

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by rev_ushioda | 2015-06-19 12:52 | Comments(0)

6月13日(土)、心を聴く市民ネットワークの講演会があった。チラシ参照。
場所は、泉公会堂会議室に、何と66人の人が集った。プロフィールに精神科という経歴を持った講師だという理由でこれだけの人が集まるとしたら、この場合、参加者が多いのはいいのか悪いのかと複雑な気持ちにもなる。現代を反映しているのだろうか。

牧師が聖書の言葉を語るのは当たり前であるが、講演会で、一般の人を相手に語る場を設けるのはなかなか難しく感じる。しかし信徒ならではだと思うが、専門の立場をもってあれだけ大胆に語ることが出来るのだと、非常に感心した。さながら伝道集会のようだと感じた。
70名近くの来場者の30人近くは、私の知らない、初めての方であったが、しかしその方々の多くが、お茶の会に残っていたので、聖書の引用もその人たちに自然に入って行ったのだと思う。
私自身は、キリスト教とカウンセリングの関係を単純明快に語ってもらい、非常にありがたく思った。私たちのスタッフにとって、良い方向性を与えてもらった講演であったと思う。
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by rev_ushioda | 2015-06-16 16:23 | Comments(0)

「コロンビアに送る」

カンバーランド長老教会の総会(GA)が今年も開催されます。2008年には日本で開催されたことがありますが、その時は、カンバーランド長老教会200年の歴史で初めて、アメリカ合衆国以外で開催された総会でした。今年はアメリカ合衆国以外という意味では、二回目です。そして、開催地は南米のコロンビアです。
 カンバーランド長老教会は、積極的に海外に宣教師を送り出してきた教会で、一つの国の中に留まるのではなく、日本をはじめ、中国(香港)、コロンビア、韓国に教会を形成し、さらにラオス、カンボジア、フィリピン、モンゴルその他の国に宣教師を送り出し、働きを拡げています。今回の総会にも世界中からの出席者がいて、会話が弾むに違いありません。
この総会に、日本中会から代議員として饒平名長老が宮井牧師と共に出席します。また、平行して女性会の総会も開かれますので、日本中会女性会から、秀子姉ほか2名が送り出されます。たまたま泉教会から2名がコロンビアに出かけることになりました。
かつて(1984年)、私も総会に出席したことがあります。そこで香港の代議員が、中国返還前の緊迫した状況と教会の決意を話されました。そのスピーチを録音し、全文を日本中会に紹介したことがありましたが、そこから香港中会との交流が始まり、今はアジア宣教委員会になって、つい最近もラオス、カンボジアに日本中会から4人を問安使として派遣しました。総会は、教会が世界に開かれる大事なチャンスなのです。
泉教会はこの数年、礼拝人数が減少して寂しい思いをしていますが、しかし今年、開催地がコロンビアというこの総会に関わることができる教会であったことを心からうれしく思っています。建物の壁、人数の壁、感情の壁、そのほかあらゆる壁は主イエス・キリストによって突き破られることの象徴が、この「総会」、つまり教会会議の仕組みにあると言ってよいと思います。
コロンビアに出かける皆さんの旅が守られ、良い出会いを経験し、また教会の向き合う課題を話し合い、良い実りを携えて帰国できるよう、心から祈り、送り出したいと思います。

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by rev_ushioda | 2015-06-14 16:25 | Comments(0)

キリスト者の「終活」

よく聞く言葉で「婚活」「就活」があります。ところで、総務省統計局のデータによれば、高齢者の人口に対する割合は増加し続けて、20年後には日本の人口の約3の1を占めるようになるということです。私自身も含めて、これは教会にとって大きな課題と言えます。そこで今、高齢者の間では、子どもへ大きな負担はかけられないといって、迷惑をかけずに人生を終わるための準備が流行っています。自分の葬儀や墓を準備したり、様々な生前整理、そういったことを“終活”と言うそうです。
確かに自分の人生の閉じ方は大事ですが、しかし、ただ迷惑をかけないようにするだけの、自分の始末の仕方だけのいわゆる「終活」であったとしたら、私たちキリスト者の考えることとしては、いかにも寂しいではありませんか。
「終活」というなら、私たちは、神さまからこの手に託された信仰の遺産、特に礼拝の遺産を次の世代に残すことを真剣に考えたいと思うのです。旧約聖書を読めば、「アブラハム、イサク、ヤコブの神」と書いてあります。代が替わっても、同じ礼拝が続いたのです。私が手にしたこの礼拝の生活というバトンを、次の走者に手渡すことなしに、自分だけ“さっさと”この世を去ってはいけないと思うのです。特にバトンを渡すのは、家族です。それは子どもでしょうか、孫でしょうか。まず、それが考えられます。しかし、場合によっては配偶者であってもいいし、逆に、親であってもいいのです。いずれにしても、私が去った後の礼拝の椅子に、必ず誰かに座ってもらうことを私たちのこの後の「終活」、祈りの道作りとしたいのです。
私たちは世の中の人と同じになって、子どもたちには迷惑をかけたくないと自分の始末のことだけを考えていてはいけません。子どもや孫に信仰、特に礼拝生活というすぐれた遺産を残すことをこそ、真剣に、具体的に考えていきたいのです。

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by rev_ushioda | 2015-06-04 22:56 | Comments(0)