「クマと もりと ひと」

先日、文化の森のNさんが、「森に、このくらいの…動物が、いたんです。何だと思います? 猿ですよ」と言われた。いったい、どこからやって来たのだろう。森から出てきたのにはわけがあるのかな、と思った。
時を同じくして、どこから送られてきたか、それが分からなくなったのだが、その封筒に一緒に入っていた「クマともりとひと」という小冊子に目が留まった。「日本くま森協会」と書かれている。一読して、これだ、と思った。森が荒れて、熊がえさを求めて里に下りて来る。人間は、大騒ぎして、射殺する。だいたい、もともとは動物たちのねぐらを提供し、餌を提供した豊かな自然森を、人間は、拡大造林という政策で、人間に有用な杉やヒノキだけを植えた。森は保水力を失い、土砂崩れを起こすようになった。そして、動物たちはねぐらと餌場を失い、里に降りてくるようになった。動物が増えたのではない、奥山に住めなくなったから、里に降りてきたのだ。奥山には、もはや動物がすめなくなったのだ。これでいいわけはない、とこの冊子は訴えているのだった。
ちょうど、礼拝説教で今度、取り上げる聖書の個所は、「わたしたちに必要な糧を今日与えてください」だ。「わたしたち」には、動物も含まれているのだろう。この小冊子「クマともりとひと」をさっそく20冊、注文した。この実態と、そのために頑張っている人たちがいることをたくさんの人に知ってもらおう。そう思った。

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by rev_ushioda | 2008-11-21 19:56 | Comments(0)