「東海道第3章 13日目 三島~原」

大雪の次の日、再び、この日しかないということで、東海道ウォークに出かけることにした。昨日の大雪も、静岡の海岸沿いは雨だったので、現地の道路は大丈夫だ。
新幹線で三島まで、そこから富士箱根鉄道でひと駅乗って、降りたところが旧東海道。そこから歩き始めたのだが、これが単調な道だ。朝食をとってなかったので、途中のパン屋さんで買ったパンを食べながら、歩く。渋滞している車の人と目が合う。しかし、気にしない。旅の恥はかき捨てとは、よく言ったものだ。かき捨てでも、このくらいは、許されるだろう。
途中、30里の一里塚を見つけた。120キロを歩いたということだ。あの箱根の、厳しい山越えをしてきた、その先の道は、とにかく淡々と、ずっと淡々と続いていた。三島からの感想を求められたら、「違う国に来た」という感想を持つ。風景はそれほど変らないのに、箱根を越えたら、意識がまったく変っている。未知の領域に踏み込んだような、自分の場所ではない、という感覚を持った。理由は、箱根を徒歩で越えたからだと思う。あまりに大変だったことが「違う国」感を抱かせている。
さて、沼津を過ぎた辺りは、海岸沿いの千本松原と平行している道なので、ただコンクリートの上を歩くよりは「まあいいか」ということで、旧東海道を離れ、松の中を抜けている道とか、そしてまた、海岸沿いの道に進むことにした。見よ、向こうに富士市の煙突から立ち上る煙が見えるではないか(あれ?写真ではよくわからない)。海は相模湾のように見え、山は丹沢・大山のように見えるが、海の向こうには箱根の山ではなく、富士市の空を汚す煙が見える。明らかにここは駿河湾なのだ。写真は千本浜にて。そういえば、この近くにF姉が住んでいるなあ、今日は休みではないよね…と話しながら。
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「東海道中膝栗毛」は、三島で路銀を盗まれて一文無しの弥次さん・喜多さんは「まだめしもくはず沼津をうちすぎて ひもじき原のしゅくにつきたり」と、情けない歌を詠んでいる。「食わず飲まず」と「沼津」をかけ、「ひもじき腹」と「原の宿」をかける。私たちは、朝は歩きながらパンを食べたが、そろそろ「ひもじき原」に。海岸を歩いていたのでは食事にありつけない。街道に戻ろう。
結局、この日、富士山は見ることができなかった。せっかく裾野にいるのに…見えるのは、大山に似た「愛鷹(あしたか)山」。この山の向こう、雲の中に、富士山がある。その愛鷹山を右に見ながら、三島から原まで11.7キロを歩いた。家を出てから帰宅するまでの歩数は、約8000歩。f0086426_95937.jpg
私は風景写真をほとんど撮らないが、ブログを開けば写真には事欠かない。一つ、わかりやすいブログを紹介しておこう。ここ
いや、こっち がいい。とにかく、こんな記事に溢れている。東海道を歩く人が多いのだ。

次回の予告:3月31日に、原~富士。富士に5時頃着。峰山伝道所に一泊できるかな… 勝手に計画している。Y先生がいるうちにここまで来ようと頑張ってみた。翌日は富士から先へ進んでいこう。

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by rev_ushioda | 2008-02-05 19:04 | Comments(0)