「東海道5日目 神奈川~保土ヶ谷(天王町)」

上野からの帰り、神奈川~保土ヶ谷を歩いた。保土ヶ谷は、その入り口に当たる天王町駅までの5キロである。宿場間では非常に短いコースであるが、しかし、ここはまさに私たちの「地元」だ。と言っても、この道を歩くのは、今回が初めてであったが。
期待していた場所、神奈川の台坂がこのコースにあった。(写真1、2)
写真1は、広重の絵であるが、京浜急行神奈川駅を過ぎたところにある坂道の当時の様子。横浜駅の北側にあたり、神奈川の台と言われた。驚くことに、この絵に描かれている、まさに海の中に、今、交通の要衝、横浜駅があるのだ。海の向こうに見えるのが、野毛山。この坂道は観光名所になって、茶店が建ち並んでいたらしい。弥次さん、喜多さんも「いらっしゃいやァせ」という掛け声で一休みしたことが「東海道中膝栗毛」に書かれている。今は昔と言うが、とにかくその景観の変貌ぶりに驚くしかない。何軒かの料理屋があって、当時の名残をとどめていた。周りが変化しても、こうしてあり続ける姿を心に刻む。私たちも(教会も)、そのようでありたい。
写真2は、台坂を前にして。
写真3は、天王町駅に至る「松原商店街」。そういえばここまででは、品川、川崎も、今は商店街になっていた。松原商店街は買い物客でごった返しており、このような庶民的な商店街の光景は、東海道、ここまでの30キロで初めて見た。
写真4 商店街を抜けたところに、当時、架かっていた橋。私たちは、昔であればこの橋を渡ったことになる。創造するだけで、何とも、愉快な気がする。広重の世界に自分が重なるのだから。

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by rev_ushioda | 2007-05-14 19:18 | Comments(0)