「東海道3日目 品川~川崎」

今日は、品川から出発。
品川宿は、今は商店街になっている。宿場町を意識した町づくりをしていることが随所に見られる。標柱はもとより、小学校の名前も工夫を凝らしたものになっていた(写真1)。店のシャッターに浮世絵、自販機も蔵風のものがあった。
やがて、大森海岸駅を過ぎたあたりに、鈴が森刑場跡があった。ここでショッキングな江戸時代の遺物を見た。火しゃ台(写真2) ― 真ん中の穴に鉄柱を立て、罪人を縛り付け、その足元に積んだ薪に火をつけ、生きたまま焼き殺すという処刑台。そして、磔台(写真3) ― 真ん中の穴に柱を立て、罪人を磔にし、槍で刺し殺すという処刑台。残酷である。受刑者の恐怖感、苦しみは、いかばかりであろうか。もしかしたら、キリスト者もここで殉教した人がいたのではないだろうか。何よりも、主の十字架を見た思いがして、言い知れぬ思いがした。

さて、単調な道行であったが、急に自転車が増えたのが雑色駅近辺。今までとはうって変わって、前から後ろから自転車、自転車・・・ボーっと歩いていると、危ない。自転車が「わいて」くるのだ。そういえば東京のはずれということもあって、日本橋からここまで来ると、町並みも高層住宅がめっきり減り、下町の雰囲気というか、朽ちていく建物さえ目に付く。壊された建物の土台が随所にそのままになっている。開発計画があるのか、バブルがはじけて中断されたのか。

雑色駅を過ぎると、すぐに六郷橋だ(写真4)。橋の中央で、自転車で警ら中の巡査がくるりと向きを変えた。ここで、東京都から神奈川県に管轄が移るのだ。こうして、ついに多摩川を渡り、神奈川県に入った。今日の行程は、3時間半。日本橋から川崎までは、17.6キロということらしい。

写真は上から
1.小学校前
2.鈴が森刑場 火しゃ台座
3.同 磔台座
4.六郷橋から見た多摩川

f0086426_983849.jpg
f0086426_985323.jpg
f0086426_991789.jpg
f0086426_993458.jpg

[PR]
by rev_ushioda | 2007-04-30 21:16 | Comments(0)