「現 教育基本法とは」

知らなかった、、
現教育基本法は、こう謳っていた。

「教育は、
人格の完成を目指し、
平和的国家及び社会の形成者として、
真理と正義を愛し、
個人の価値をたっとび、
勤労と責任を重んじ、
自主的精神に充ちた
心身ともに健康な国民の
育成を期して行なわなければならない。」
(「教育基本法」第一条)

「われらは、個人の尊厳を重んじ、真理と平和を希求する人間の育成を期するとともに、普遍的にして、しかも個性ゆたかな文化の創造を目指す教育を普及徹底しなければならない。」(前文)

知らなかった、、
この基本法を生み出した「教育刷新委員会」の委員38名中、新渡戸稲造と深い関係にあったと推定出来る人々は、8人を下らないようである。安部能成(委員長)、南原繁(副委員長)、関口泰、天野貞裕、森戸辰男、河井道、上代たの、田島道治。

これは、日高第四郎氏(教育基本法制定当時の文部省学校教育局長)の言葉である。

基本法の直接の生みの親が、文学における漱石山脈と並び称せられる、教育における新渡戸山脈に連なる人々であった。

人間の尊厳と自由との上に立てられた、個人主義的倫理観の確立を目指している基本法が、いまや風前の灯である。
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by rev_ushioda | 2006-12-15 09:50 | Comments(0)