「牧師の定年」


牧師にも定年があるのですか、と驚かれることがあります。確かに、規定では定年を謳っていますが、「教職者は、定年後も中会に所属するものとする」となっているのです。つまり、定年した教職者は、継続的な責任や任務から解かれますが、教職者であることに変わりがない、ということなのです。一般社会では、定年したらその会社とは関係なくなり、その身分も失われるのですが、そういう仕組みとは、違うのです。定年を迎えたら継続的な責任や任務には就かない、ということですから、当然、今まで働いていた教会を去ることになります。しかし教職者としての身分はそのままなので、場合によっては一時的な教会への責任や任務が与えられて、協力牧師、その他の関わり方ができるのです。例えば、ある教会の牧師が主日を前に急病になったとか、海外に出張することになった場合、招かれてみことばの説教をすることができます。牧師が不在の、無牧の教会のために、定年した教職者が牧師としての働きに就くこともできます(その場合、任期がなければ代務者と呼ばれ、任期があれば臨時牧師や臨時代行と呼ばれる)。単に小会議長をつとめるだけの場合もあります。

牧師と言っても年齢的な身体的、精神的な衰えがあり、教会との関係を維持するのが難しくなっても、教会は、なかなか言い出せないものです。しかし、定年や、短く区切った契約延長の仕組みがあれば、問題なく処理できるという意味で、定年制があるのです。だから、教職者は、定年後も教会との正規の契約関係ではなくても、余力があれば、可能な限り、教会に仕えていくのです。

『日本中会教職者定年および退職金規定』

第3条 教職者の定年は、満65歳に達した年末とする。ただし、小会は

教職者の健康その他の諸事情を勘案したうえで、教職者の定年を満70

まで延長することができる。

2 前項の延長は、2年ごととし、最後の延長は1年とする。

第4条 教職者は、定年後も中会に所属するものとする。


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by rev_ushioda | 2017-04-09 06:30 | Comments(0)