「定年を迎える年末」

気がつけば、12月も29日。投稿なしのまま、ずっとここまで来てしまった。
例によってこのブログは1年ごと製本して日記にするのだが、これではまずいと思い、急遽、書き込みしている。

今年は、私はいつもとは違う年末を迎える。65歳になった年末は、中会では規定上の「定年」である。2年延長を申し出ているにしても、定年を迎えるという不思議な感覚。前にも書いたが、今もってまったくその「実感」がない。とはいっても「意欲」「体力」「健康」「処理能力」等々の面で言えば、定年に納得が出来ることは多くなっただろうか。加えて母の介護が加わった、この1年でもある。何をするにも、ペースは格段に落ちている。
そういう中で、ゆっくりと牧会することを教会にも受け入れてもらい、しかし、夢を見ることを遺産とするような段階に入ったと思っている。教会も、ちょうど20周年である。

ロングフェロー Henry Wadsworth Longfellow の「矢と歌」が思い浮かぶ。

私は 大空に向かって一本の矢を放った。
それは地に落ちたが、それがどこか 私は知らなかった
矢はあまりに速く飛んだので
私の目は方向を追うことができなかった

私は 大空に向かって一つの歌を歌った
それは地に落ちたが、それがどこか 私は知らなかった
歌の方向を追うことが出来る 鋭い視力の持ち主がどこにいるだろう

ずっと後になって
まだ折れずに樫の木に刺さるその矢を 私は見つけた
そしてあの歌が 最初から最後までそのまま
一人の友の心の中で歌い続けられているのを
私は見つけたのだ


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by rev_ushioda | 2016-12-29 20:59 | Comments(0)