「軽井沢とキリスト教」

昨年、某短大後援会の主催で、軽井沢の教会巡りツアーに参加した。その時にはブログに書かなかったのだが、最近、後援会便りに「ひと言」を書くようにと依頼が飛び込んできたので、以下、急ぎ書いたの拙文。これでも、800字の制限をはるかに超えている…



旧中山道で碓氷峠を上り、軽井沢宿に入ると、最初に出会うのが「軽井沢ショー記念礼拝堂」です。明治に入って軽井沢宿は急にさびれていきましたが、明治19年、ここを通過したアレキサンダー・クロフト・ショー宣教師は、祖国スコットランドの風景を思い出し、この地にヨーロッパ式建築を広め、寒冷地農業を教え、教会堂を建て、キリスト教の伝道に乗り出したのです。「軽井沢高原教会」は大正時代、内村鑑三、北原白秋、島崎藤村らが集う場でした。
私は今回、軽井沢のいくつかの教会を巡りながら、江戸時代に政治の道として使われた中山道の一宿に、明治初期からキリスト教の伝道がされていたことに感慨を持ちました。しかも、その伝道は地域に近代文化を花開かせたものであったのです。
政治の道は権力の道、武力の道ですが、軽井沢は権力と共に廃れて行ったのではなく、キリスト教によって文化の花を開かせたのです。「彼らは剣を打ち直して鋤とし/槍を打ち直して鎌とする。国は国に向かって剣を上げず/もはや戦うことを学ばない。」(旧約聖書「ミカ書」4章3節)

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by rev_ushioda | 2016-01-05 17:44 | Comments(0)