「平和がないのに『平和、平和』と」

どこで読んだか。「池の鯉が病気になったので、すくい上げて別の場所に移し手当した。元気になったので、元の池に戻した。しかしその池が汚れていたことが病気の原因だったら、どうするのか。」だから、教会はこの世とかかわるのです。信仰の仲間が、出て行った先で倒れないように、私たちは教会の外にも目を向け、そこにも神の御心が現されるようにと祈り、行動する。

私は、国会の動きを見ていて居ても立っていられず、出来ることは、と考えて意志表明のポスターを自宅前に掲げました。ところが、その日も次の日もそのポスターが続けて壊されました。二度目の時にたまたま現場を目にしました。それは下校する高校生でした。国会では総理大臣が盛んに平和のためと言っていましたが、そのことによって世の中は、高校生までもが破壊行動をするのです。どんなに「平和」を口にしたところで、いみじくも、意見が違えば暴力で封じ込めて平和だという社会が、現に今、作られようとしているのです。

過日、「日本はどこへ向かうのか?~戦争と平和の岐路に立つ今を考える~」という平和講演会が行われました。講師の高橋哲哉さんは、分かりやすく、今進められている安保法案の問題点を話された。
問題点
1.憲法改正手続きを取らずに、解釈改憲という方法を取る。これは、憲法よりも法律を上にしてしまうことで、かつて、ナチスのしたやり方と同じ。
2.集団的自衛権の行使を、時の政府が判断できること。今までは攻撃を受けているかいないかという客観性があったが、今度の法律によれば、政府が攻撃を受けたと判断すれば、という、判断の仕方が主観的であることの問題。
3.「戦死者」が出ない、という安倍総理大臣の言葉は大きな嘘。安倍総理は安保条約は以前から「血の同盟」と言ってきた。また「(靖国神社で)英霊を顕彰することを国家が放棄したら誰が血を流すか」とも言っている。
4.思想的背景は、隣国侵略を唱えた吉田松陰である。明治政府以来、国家がしてきた隣国侵略の歴史はこの人の思想と一致しているが、その思想を「誠実」として学校教科書「道徳」として教えようとしている。

聖書は言います。「彼らは、おとめなるわが民の破滅を/手軽に治療して/平和がないのに『平和、平和』と言う。…彼らの舌は人を殺す矢/その口は欺いて語る。隣人に平和を約束していても/その心の中では、陥れようとたくらんでいる。」(エレミヤ書8章11節、9章7節)
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「アベ政治を許さない」の文字を書いたのは、俳人の金子兜太(とうた)さん(95)だ。
いわく、「許さない、と書きつつも、米国に夏までに成立すると約束し、法案成立へとひた走る日本の首相の言動をみると、気の毒にも思える…でっち小僧が旦那になだめられたり引っぱたかれたり、時々菓子をもらったりして、いいようにされている姿を想像してしまう。」

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Commented by kokakusouhachi at 2015-07-17 13:52
こかく・そうはちといいます。「御言葉をください2 」というブログをしていますが、今、記事を読ませていただいたところです。高校生たちが破っているのですね。少しだけショックを受けました。「少しだけ」というのが悲しいですけれども。お互い、諦めず、祈っていきたいと思います。必ず「御国」は来ると信じて。それにふさわしく、祈り、行動したいと思っています。
Commented by rev_ushioda at 2015-07-29 00:28
コメントありがとうございます。
急速に動く政治の世界ですが、私たちは御国の来ますを信じて、地道に、祈りの道に立っていく者。しかしチャンスがあれば行動も、と思っています。学校には違う考え方も尊重できる教育をしてほしいと抗議した結果、その生徒を特定できませんので、全校生徒に注意を促してくれたようです。それはそれでよかったと思っています。
by rev_ushioda | 2015-07-17 10:33 | Comments(2)