「テストを受ける子どもたちへ」

~先生たちからの手紙~
(ケンタッキー州ルイビル日本語教会の佐藤牧師のニュースレターから、一部修正転載)

明日、皆さんは大切なテスト(注:州内統一テスト)を受けます。そこで皆さんにぜひ知っておいて欲しい事があります。
このテストは、あなたらしさや、あなたの素晴らしさなど、あなたの全てを調べるわけではありません。このテストを作った人たちは、皆さん一人ひとりを知っているわけではないのです。もちろん、あなたのことを、家族や友達のように知っているわけがありません。このテストを作った人たちは、あなたの存在を心強く思ってあなたを信頼している友人があなたには居ることを、知りません。あなたが笑うことで暗い一日にあかりを灯すことも、逆に、その笑顔がゆがんでしまうような、あなたに辛い事があるのも知りません。その人たちは、誰が何を出来るかも、歌や絵を描くのが大好きなのは誰かも知りません。その人たちは、皆さんがスポーツをしていたり、将来何になろうか考えていたり、家では小さな弟や妹の世話をしていることも知りません。あなたにダンスが出来る才能があったとしても、それを見た事もありません。あなたが親切で、信頼できて、しっかり考えていて、そして毎日一生懸命努力していることも、知りません。

テストの点数は、あなたについてある程度のことを教えてくれるでしょう。でも、全てを伝えてくれるわけではありません。「賢さ」というのは、いろいろな尺度があります。本当は、あなたはもう、賢いのです! 欠けたところなんてありません!あなたは、私たち教師の一日を照らす光なのです。だから、忙しい生活の中でテストの準備をする時に、このことを覚えておいてください。あなたの全てを測るテストなんてないことを。かえってテストできない毎日の驚き、そして素晴らしい経験にこそ、あなたの、まさしくあなたらしさは、あるのです。あなたの教師であることを、私たちは誇りに思っています。

(…テスト前に、親はこのような言葉を子どもに与えてあげたいですね。)

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by rev_ushioda | 2015-07-10 09:49 | Comments(0)