「今を共に生きる」

和泉短大の後援会総会が開催され、引き続いて講演会があった。講演は、『キリスト教保育の原点』と題して、和泉短大准教授、宗教部長である片山知子先生のお話であった。

キリスト教保育で大切にしていることは、将来のために乳幼児期があるのではなく、子どもが「今」、現在の生活において喜びを持って存分に生きる中で将来への希望を培っていくという考え方である。

と話され、したがって保育者もまた、一瞬一瞬の今の時を子どもと共に生きることが求められるというように、「今」を大事にと言う言葉が印象的であった。講演後、そこが強調される理由をお尋ねしたら、「国策」があるからと言われた。国の教育方針に対して、子どもの「今」という意味であったことに心から納得した。5月28日には小森陽一さんお講演が関内ホールで行われるが、チラシにはこのように書いてある。『教科書で始まっている戦争できる国づくり』  なるほど、子どもを育てるのは、国(その時々の政府)の言いなりのままの教育方針によってではない、というキリスト教保育の原点に触れ、大変うれしく思った。
娘の短大入学式の時に当時の平 良理事長が、入学式という場にもかかわらず政治に触れた挨拶をされ、気骨のある短大だなあと感心したことを思い出した。子どもと共に「今」を生きると言っている意味が、これから保育者に巣立っていく学生たちに、2年間の短大生活の中でどのくらい伝わるだろうか。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 生き方へ
[PR]
by rev_ushioda | 2015-05-16 23:01 | Comments(0)