「ひとことの挨拶を」
2015年 04月 21日
知っている者同士で話しているのは「家庭的」とは言わないのです。それは、初めての人を疎外している自己中心な集団です。初めての人、自分が知らない人に、「おはようございます」「ようこそおいでくださいました」と声をかけるとき、そこに「家庭的」な雰囲気が出来るのです。
泉教会の礼拝には、時々初めての人が来てくれるのですが、考えてみてください。皆、知っている人同士で楽しそうに話していて初めて来たその人には誰も声をかけてくれず、一人ぽつんと座り、だれも見送ってくれず、寂しく帰る姿を… そんなことは絶対にあってはならないことです! では、誰がその人に声をかけ、隣に座り、玄関まで見送るのでしょうか? その誰かは、これを読んだ人以外にはいないのです!
礼拝に来たら、まず、知らない人がそこにいないか、探しましょう。その人に(その人は多分、初めて来て、聖書はどこを開いてよいか分からないのです)ひとこと、「おはようございます」「ようこそおいでくださいました」と声をかけるために、皆さんは今日、礼拝に来ているのだと、思ってほしいのです。20人ほどの礼拝です。真っ先に、自分が知らない人がそこにいないか、探しましょう。そして、ひと言、「おはようございます」と挨拶しましょう。もし礼拝の前に間に合わなければ、礼拝後、知っている人との挨拶よりも先に(ここが大事です)その人に、声をかけましょう。「おはようございます」と。(ひと言以上の言葉は、こちらからは必要ありません。その人から話してくれるなら、別ですが)
礼拝に来たら、まず、あなたが知らない人に声をかけましょう。「おはようございます」と。復活の朝、主イエスがマリアに声をかけたその言葉で、あなたが、初めての人を迎えてください。そのために、あなたは今日、ここに、遣わされたのです。