「私の原風景」

昔、家の周りには畑があり、その周りを雑木林、松林が、ぐるりと取り囲んでいた。夏は、その林からヒグラシの声が右から左からの大合唱で聞こえた。この写真は、教会からの帰り道で撮った。昔のイメージを思い起こさせるような気がした。
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小学校低学年の頃、家では小犬を飼っていた。やんちゃで、とてもかわいい黒い犬だった。田舎道を30分くらいかけて学校に行くときは、しばらく後をついてきて、あるところまで来ると、自分で戻っていくのだった。
しかし、その日、いなくなった。子どもの足で周辺を探し回り、そして、見つけた。「肥溜め」(屎尿をためておく設備)の中に浮かんでいた。おなかを大きく膨らませて… ショックだった。「僕を送ってくれた帰りに落ちたんだ。僕のせいだ。」と自分を責めた。肥溜めから、一生懸命に掬い上げた。肥溜めだから、それは臭かった。その匂いの中で、涙が止まらなかった。
やはり教会の帰り道で、今はごみ溜めになっている「肥溜め」を見つけた。今もまだ、こんなのが残っているのかと、悲しい思い出がよみがえる。
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Commented by ミリアム at 2015-02-01 01:05 x
お腹を膨らませて浮かんでいた小犬。
それを泣きながら一生懸命掬い上げていた、幼い日の
先生の姿。
想像しただけで、胸が苦しくなります。

私も「やんちゃ」でした、かわいくはなかったけれど。
だから?猫を追いかけて落っこちました、肥溜めに、はい。

もう半世紀以上も前のことなので、礼拝後の握手は
気になさらないでください(?!)。
Commented by rev_ushioda at 2015-02-01 15:58
昔は今のように安全対策とか、管理責任がどうのこうのという時代ではなく、いたるところ危険だらけでしたね。田んぼのあぜ道を歩いていて、その真ん中に古井戸のような穴がぽっかり口を開けていたことがありました。子ども心にぞっとし他くらいですが、あれは何だったのだろう… 今から考えると、そこに落ちていたら助からなかった… 冷汗が出ます。
by rev_ushioda | 2015-01-29 17:25 | Comments(2)