「神の大いなる欠け」

休暇で箱根に行ったが、部屋に入ってすぐ、机の上にあったパズルにくぎ付けになってしまった。
4つのピースで「T」の字を作りなさい、とあった。しかし、30分かかっても出来ない。ピースの数が4つしかないというところが、なかなか難しいのである。
これではせっかく休養に来たのに休養にならない…というわけで、ついに裏技を使って解明したが(ネットで調べた。反則である。)、こういうふうに、…なる。
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こうして一つ作ってみると、これには、ポイントがあることに気づいた。それに気づくと、ほかの例題も次々、解け出した。ポイントはどこにあるか。一つのピース(図では2)の角の部分、欠けた部分を埋めてはいけない、ということである。普通は、こういう「欠けた」部分があると、そこを埋めて、何とか形にしたいという意識が働くわけだ。しかし、それを埋めてしまってはこのパズルは解けないのである。これでいくと、欠けた部分、空白は、そのまま残すことが、ポイントなのだ。「欠け」、空白こそが大事。埋めようとするのを抑えて、埋めてはならない。
そう気づいたとき、聖書が私たちに言っているのは、そういうことではないかと思った。この欠けたところは、そのままにしなければならない。聖書は言っていたのだ。「彼が刺し貫かれたのはわたしたちの背きのためであり、彼が打ち砕かれたのはわたしたちの咎のためであった」(イザヤ書53章5節)と。
イエス・キリストの十字架は、神の「欠け」、そのものだったのである。弟子たちにしてみたら、自分たちの先生、イエスさまが殺されるなんてとんでもない、ということである。殺されるというのは、負、マイナスイメージの象徴である。だから「そんなことがあってはなりません」(マタイ16章22節) 神のイメージの、「欠けた部分」を埋めようとする。しかし、それでは神のこころはわからない。その大いなる「欠け」十字架をもって、神は、私たちに大事なことを語っているのだ。

「彼の受けた懲らしめによってわたしたちに平和が与えられ、彼の受けた傷によって、わたしたちはいやされた。」

もちろん、そのパズルは、ショップで買って帰った。かくしてホテルの手にうまく乗せられた次第。
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by rev_ushioda | 2015-01-14 16:40 | Comments(0)