「宮崎にて」

今回、宮崎のS先生、神学校在学時の先輩から声をかけていただき、土曜日から日曜日にかけて出張させていただいた。思えば今年は神学校に入学して40年目に当たる年。感慨深い旅であった。
しかし、空の旅としては私は今回、5回目。しかも航空券を自分で買ったのは初めて、と言ったら驚かれたが、横浜にいれば海外旅行をしない限り飛行機は必要ないわけで… チケットを買うところから、右往左往。機内では気流が不安定で揺れるたび、墜ちはしないかと心臓が妙にパクパクして、そんな空の旅となった。
行先の宮崎市/宮崎空港は、関東の人間から見ると、もう鹿児島に近い。空港の下の「木花」が、今回の行先。空港から6~7キロくらいだろうか。
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宮崎空港に着くと、まず目につくのがヤシの木。ああ、宮崎だ~ 歓迎されている、という感じ。もちろんS牧師からは過分の大歓迎を受けたのだが、ヤシの木を見て感動する私は、観光宮崎の「意図」に、すっかりはまってしまった。宮崎の空港からの道路には、ずっとこのように植えられていただだけでなく、どこにも、自生しているかのようにこの木が目に入る。もちろんこれは意図して植えられたものであって、今では高所の葉を落とすメンテナンスのために費用が莫大になっているそうだ。観光事業も楽じゃない、ってことだ。
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行先は「木花」であるが、その下の「青島」は、まさにその観光地で、比較的近いということで、今回は、そこのホテルに予約を取っていただいた。
その下の「堀切峠」「鬼の洗濯岩」まで、食事の後、最初の講演が始まるまで、連れて行っていただいた。このあたり、山が押し迫る海岸線に立つと太平洋の大海原が見える。眼下には「鬼の洗濯岩」。ここ日南海岸の景勝地は、かつての新婚旅行のメッカも、今はハワイ、グアムなどに座を奪われて久しいそうだ。
下の写真、これが地名の由来の「青島」(宮崎市観光協会ホームページ)。そして「鬼の洗濯岩」。海岸が隆起して地層が浸食されてこのような景観を作っているらしい。なるほど、これは疑いもなく観光地だ! しかし、まったく残念なことに、私が行ったときは満潮のため、この景色を見れなかった。しかも雨で、島の散策もかなわず。個人的には今後数年で、結婚40年、牧会40年、受洗50年と記念の年が続くので、チャンスを見て、いつか再び訪れたいと思うほど、見れなかったことが残念な景色だ。
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そして、これが「木花」にある教会(グーグルのストリートビュー)。近くには大学もあるが、ここだけ、(私の趣味は旧街道歩きだが)ここは、その旧街道のような町の光景があった。ここで開拓するには、相当の決断が必要であったことをあとから伺った。
玄関前に立って、あっと驚く。私の顔写真が入ったポスターがでかでかと掲げられていた。(下の写真はグーグルのもので、今回の写真ではないから写ってない)選挙用のポスターかと見間違うような、私の大きな写真の横を、下を向いて礼拝堂に入る。(笑)
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この教会で、土曜日から日曜日にかけて計3回のご奉仕となった。テーマは、講演1「自分と出会う」、説教「聴く力」、講演2「体験・聴く力」。内容は下記、レジュメ参照。(「聴く力」は礼拝説教のため、レジュメなし)
たくさんのお金と時間を使って遠くから講師を招くというのは、大きな冒険であったに違いない。それに応えられたかどうかはわからないが、少なくとも、事前に1冊の本を紹介、読んでいただけたということで、それだけでも、責任を果たすことはできたかと思う。今回は、聞きっぱなしではなく、その本の内容を、実践的に学ぶ、ということに焦点を絞ってみた。

レジュメ:

こころを聴く(1)


序.いい話には「ウラ」がある

 ・弱さというテーマ
 ・受容と共感

1.受容・共感(確認として)

 (1)立場、環境、事実を受け止める
   ・うなずき/あいづち
   ・内容の繰り返し
   ・評価しない

 (2)感情を受け止める/内側からの理解を
   ・感情の反射
   ・感情を開く質問
   ・感情の明確化

2.外側/内側の理解
   ・コミュニケーションを阻む遣り取り

3.自分と出会う


まとめ


こころを聴く(2)

序.何が起ったのか

1.受容・共感(復習)

2.体験・聴く力(百万円の値打ち)

3.会話事例

まとめ「奉仕とは」(ボンヘッファー『共に生きる生活』より)(『こころを聴く』P52)

   ・言葉を慎む (物理的態度)
   ・謙虚    (心の態度、心の姿勢)
   (1)聞く                  
   (2)助ける (計画の変更)                 
   (3)重荷を負う(共感=他者の苦しみを引受ける、受容=他者の自由を守る/罪を担う)          
   (4)言葉  (宗教的、究極にして最高の奉仕)          
   (5)権威  (人間的依存関係を作らない)

説教は 宮崎南教会のホームページに、音声が入っている。(あれ、50分? 賛美歌も入っての時間だが、これはイカン。調子に乗ってしゃべりすぎた…猛省である。S先生、「特別礼拝」ということでご容赦を…)


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Commented by ミリアム at 2014-12-03 20:07 x
宮崎南教会のHPで、説教を伺いました。
週報掲載の「牧会のはなし」で断片的に読んでいたことが、すべて繋がって、ひとつのテーマが見えてきました。

泊まる家があってよかった。
寝る場所があってよかった。
青春の日々は過ぎたけれど、「主よ、お話しください」。
Commented by rev_ushioda at 2014-12-03 22:43
宮崎を経由して届いた説教…何か、不思議な感じですね。宮崎にまで追いかけてきて説教を聞いてくださる教会員がいることに誇りを感じます。
by rev_ushioda | 2014-11-10 15:58 | Comments(2)