「那須に」

和泉短期大学後援会の主催の親睦旅行で、11人の参加者を得て、那須に行ってきた。大型タクシー2台を使用し、朝7時30分、海老名出発。

まず、私としては開通したばかりの圏央道に興味があった。海老名集合で東北道に向かったが、相模川沿いの実に景色の良い道に感動していると、あっという間に八王子ジャンクション。今まで16号の混む道路を走っていた時と比べ、中央高速にこんなに早く入れるのに感動だった。(そのあと、トンネルが続くのは残念だったが)

さて、行先の第一は、那須ステンドグラス美術館。イギリスの中世の貴族の館をモチーフに建てられた石造りの建物。工法まですべて本物にこだわって建てられているとか。そして館内には、礼拝堂が3つ。といってもそこで教会の礼拝が行われるわけではなく、いわゆる結婚式場である。ちょうどその一つで結婚式が行われており、すべて公開!パイプオルガンのすぐ横で、奏者の見学も。いや、演奏を楽しむこともできるという、そこまでの公開ぶり。礼拝堂には1800年代中心のアンティークステンドグラスが配され、壁一面のステンドグラスは、特に圧巻だった。
この美術館の館内は、ステンドグラスの光とアロマの香り、美しい造形物、パイプオルガンやオルゴールの音色があり、そして那須のやわらかな風に包まれた空間で、「五感を楽しむ」というコンセプトであった。ナルホド。

行先の二つ目は、藤城清冶美術館。影絵の世界、ひっくり返して言えば、つまり、光の世界に足を踏み入れ、目を見張った。その美術的価値、センス、遊び心。どれもが満足いくものであった。私が特に一番驚いたのは、男性トイレである。扉を開けた瞬間、私は「おっと」と足を引っ込めてしまった。なぜなら、床の黒いタイルに天井から白い照明が当てられ、そして、トンボの絵が映されていた。床がまさに大空のようで、その大空に吸い込まれる錯覚を覚えたのだ。美術館の建つ場所は、小川の流れる林の中。那須の自然に溶け込んだ、つまり、自然もまた展示にしたような志向に、感動であった。
聖書(創世記)に、「神は言われた。『光あれ』」とある。光は神の最初の被創造物であったことを思うと、この光を私たちが意識することはとても大事なことで、その作品には当然のことながら最高の価値があると感じた。今回は、2館を訪問したが、那須の自然の中で「光」を感じ、受け止め、楽しむという共通点があった。
残念なことは、ツアーに参加した一人が、絵葉書売り場で、「創世記の作品はありますか?」とお尋ねしたら、スタッフが、食べ物の作品を持ってきてくださったこと(「ソーセージ」と勘違いしたようである)。キリスト者の作者にある精神的な背景をある程度ご存じの上で館内の案内にかかわってほしいと思った。皆さんに愛される、より良い美術館になってほしいと願って美術館を後にした。林の中にある駐車場は、満杯であった。

帰宅は、連休最終日ということもあってか(ニュースでは自然渋滞とは言っていたが)混雑し、海老名に9時40分頃の到着であった。

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by rev_ushioda | 2014-09-16 11:15 | Comments(0)