「病床洗礼式」

先週の日曜日、マリアンナ医科大学・横浜西部病院で病床洗礼式を執行しました。私にとって前回は(20年以上も前になりますが)東海大病院で行った病床洗礼式です。病床で洗礼式をするというのは、つまり、もう命が限られている方への洗礼式という意味です。そう何度もあるものではありませんから、今回、私にとってもお二人目でした。
第一報は、マリアンナ横浜西部病院で緩和ケアをされているTさんのお嬢さんから、お母さまがキリスト教で葬儀をしたいと願っている、というものでした。早速お見舞いに伺ってみれば、もうご自身の葬儀準備のお話しかなさらない。「分かりました。ではキリスト教の葬儀ですから、準備のために聖書を読む時間を持ちましょう。」ということでお見舞いに伺うこと2回目で、この方は三浦綾子、曽野綾子の本を読んでおられて、信じてゆだねておられることを確信。葬儀の準備の前に洗礼のお勧めをしたところ、即座に了解され、その次にお見舞いした時、「洗礼はいつですか?」思わず「今度の日曜日にしましょう。」
という次第で、この日の洗礼式となりました。看護師さんの配慮で特別な部屋を用意していただき、洗礼式が執行されました。その様子を小会の代表者、神学生、妻と、そしてお嬢さんが見守りました。Tさんは、うれしい、うれしいと、何度、繰り返されたでしょうか。もう時は残されていないというのに、不思議な時間が流れました。
この方に、神は、最期につけるすばらしい節目の時をお与えになったと思うと、本当に感慨深い瞬間でありました。そしてここに、泉教会のもう一つの物語が起こされたのです。

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by rev_ushioda | 2014-09-08 21:26 | Comments(0)