「ミスを隠さず」

病院での医療ミスがときどき問題になっていますが、良識ある医師、看護婦さんたちはいろいろ気を遣って、さぞかし大変だろうと察します。
さて、アメリカのある病院では、ミスを一切隠さず公表するそうですが、初めからそうではなかったそうです。かつて、自分たちの医療ミスに気付いた時、黙っていればそのままで済ます(?)ことができたそうですが、ひょっとしたら、いつか外に漏れて莫大な賠償金を払うことにもなるかも知れない。悩んだ末、今、率直に公表しようということになりました。そして公表した結果、意外にも思ったよりはるかに低い額で、和解が成立したのです。それからこの病院では「人はミスを犯すもの」という前提に立って、ミスがあったら医師の責任は一切病院が負って、公表する。その上でミスを繰り返さないために徹底的に対策を練ることにしました。こうして100とか200もの対策が生まれ、賠償費用もはるかに低い額になったそうです。
私たちは、自分の弱さ、失敗に気付くと、一生懸命に隠そうとする、のではないでしょうか。意識していないところで、無意識的に、弱い自分を隠しているのではないでしょうか。そしていつも強く、完璧な、役に立つ自分であることを、人に見せようとしているのですが、そのために、弱さを隠そうとする、ものすごい負のエネルギーが、体の中で働いているのです。自分でない自分を演じるのですから、やがて体調が崩れ、バランスが崩れ、破綻します。
弱さを隠さず、開けっ広げになれたら、どんなにいいでしょうか。聖書は言います「自分の罪を公に言い表すなら、神は真実で正しい方ですから、罪を赦し、あらゆる不義から私たちを清めてくださいます」(ヨハネ一 1:9)。造り主(神)に対しての的外れ、「罪」を今、隠さずに言い表すことができたら、私たちはどんなに平安になれるでしょうか。あなたもぜひ、教会においでになってみてください。

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by rev_ushioda | 2014-06-15 06:54 | Comments(0)