「航空灯台」

湘南を代表する灯台が一つ、老朽化のために解体され、姿を消したというニュースを聞いたことがあります。その灯台は、平塚市にあるので「平塚灯台」と言いました。この「平塚灯台」は、元々は船のためではなく、かつて、夜、東京-大阪間を飛んだ“飛行機のための灯台”の役割を担っていました。こういう灯台のことを「航空灯台」と言うそうです。なぜ、夜、飛行機が飛んだかというと、荷物を早く運ぶためでした。その役割を終えてから、今度は海の灯台として使われてきたそうです。
この平塚灯台の 一つ東京寄りの灯台は、私たちの泉教会がある、和泉町にありました。こちらの灯台は、戦争中、敵の標的にならないよう取り壊されたと聞いていますが、ここにあったという その場所に立つと、なるほどその辺りで一番高い、富士山が真正面に見える、とても見晴らしのいい所です。
私は、このような航空灯台は、空から どのように見えたのだろうかと想像します。きっと真暗闇の中に、点々と明かりの点が続いていたことでしょう。そこを辿って行くと、道に迷わずにちゃんと目的地に着いたのです。
八木重吉という人の詩に、次のようなものがあります。
「ゆきなれた路の/なつかしくて耐えられぬように/私の祈りのみちをつくりたい」
真暗闇の中で手さぐりし、失敗したり、思うようにいかず文句も出るような時、イエス・キリストは、まさに闇夜(やみよ)を飛行する私たちのために、折々にふさわしい「光」となってくださるのです。「私は道である」と言われて、そこに道をつけてくださる。この光の道に従って、私たちは「祈りのみちを作る」ということです。この「みち」では、闇夜(やみよ)でも決して迷うことはないのです。
「ゆきなれた路の/なつかしくて耐えられぬように/私の祈りのみちをつくりたい」。
さあ、あなたも、泉教会に来る「祈りのみち」を作り、そこを歩き始めませんか。

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by rev_ushioda | 2014-04-04 21:35 | Comments(0)