「びっくりした話」

今、教会として使っている家は、普通の住宅を増改築したものです。ところで、その増改築工事を検討していた時、工務店がコンピューターグラフィックスで改築のイメージを作ってくれたのですが、見て、びっくりしてしまいました。家をものすごい高い壁で囲ってある。しかもその壁は黄金色で輝き、その上に重量鉄骨の十字架が大きくそびえているのです。なるほど、いかにも「宗教」という感じでした。ああ、これが一般の人の教会のイメージなのかと思いました。私は、逆に今まであったブロック塀を取り払い、手すりを設置する程度で簡素で開放的なエントランスを考えていましたから、その違いに唖然としてしまいました。
教会とは、いったい何なのでしょうか。
泉区の社会福祉協議会に登録しているボランティア団体「NPO法人 心を聴く市民ネットワーク」があります。そこでしている「気持ちの聴き方」という講座に、泉教会は牧師を講師として17年間、派遣しています。また「チャイルドライン」という子どもの電話相談窓口の受け手の研修にも、泉教会は5年間にわたり牧師を講師として派遣しました。その他、病院の看護婦研修、幼稚園の教師研修、ヘルパー研修、作業所のスタッフ研修、行政書士さんの研修、地域の公立小学校PTAの講演会などにも、牧師を派遣してきました。
牧師をそこに派遣するということは、教会がそのようにしてこの世に生きるという証しなのです。壁で囲って、この世と断絶するのではなく、また、その壁を黄金色に塗ってなにやら有難く見せるのではなく、教会は、そういうインチキ臭い壁や囲いを取り払って、町に出て行くのです。それは、人の叫びや嘆きを聞かれたイエス・キリストが、もうすでに町に出て行かれているからです。イエス・キリストは、もう、すでにあなたのそばに立っていてくださいます。だから、私たちは囲いをするのではなく、それをかなぐり捨てて、イエス・キリストが立っているあなたのそばに、立ちたいのです。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 生き方へ
[PR]
by rev_ushioda | 2014-04-01 21:29 | Comments(0)