「振り回されるな」

そろそろこの辺りでも大きな地震があるのではないかと言われていますが、教会の建物は大丈夫だろうかと思って、ある時、耐震診断をしてもらいました。そしてわかったのですが、地震の時には、家の中心とは別に「剛心」(ごうしん)という、家の中央とは別の中心ができて、そこを中心にして家が回転してしまうのだそうです。家の中心と、その剛心が同じであれば問題ないのですが、家の中心と「剛心」が一定の距離以上に離れると、危険ということでした。

地震の時に「剛心」がなぜできるかと言うと、壁の中に筋交いが多く入っている所と少ない所がある場合、筋交いが多い方が地震に対して強くて動きにくいですから、その壁の方に家の中心が移ってしまう。それが地震の時の中心、「剛心」なのだそうです。家を丈夫にしようとして入れる筋交いですが、その入れ方によっては、家をつぶしてしまうことにもなるのです。

私は、その説明を聞きながら考えました。私たち人間も、自分が壊れないように一生懸命、筋交いを入れている。人の期待に応えようと頑張っているとか、見栄を張って、自分にない人生を作ってしまうとか、等。そのうちに、本当の自分らしさ、自分の中心というものを離れて、いつの間にか、別の中心で生きているのです。普段はそれで問題ないように見えますが、それは本当の自分に生きてないために、何か事が起こったとき(問題で揺さぶられると)そこに「剛心」ができて、そこを中心にして崩れてしまうのです。

聖書は「私たちは羊の群れ(のようだ)。道を誤り、それぞれ(勝手な)の方角に向かって行った」と言っています。聖書は人間を耐震診断して、不自然な筋交いを入れたために、問題があると「剛心」があなたを振り回している、と「危険」を宣言しています。造り主である神を中心にした、本来のあなたに立ち返れと招いているのです。

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by rev_ushioda | 2013-05-13 09:31 | Comments(0)