「ごたいせつ」

「ごたいせつ」とは、キリシタン用語で「愛」のことだと、『広辞苑』が解説している。
はあ、そうだったんだ。私たちは「愛」という字を普通に使っているが、仏教においては煩悩でしかない執着という意味で使ってきたようである。愛着もそうである。一般的に言っても、男女の愛くらいにしか考えられなかったとき(そういえば、今日はさらに愛のレベルが低下している)、キリシタンは神の愛「アガペ」に、「ごたいせつ」という言葉を充てたのだそうだ。「デウスのごたいせつ」というように。
神のごたいせつを知る者は、また、互いをたいせつにする。愛がいよいよ世俗化し、平板な意味で使われるようになった今日、神の「ごたいせつ」を回復しなければならないようだ。

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by rev_ushioda | 2012-12-28 19:21 | Comments(0)