「クリスマス休戦」

クリスマスに関する調べものをしていたら、こういう記事とであった。
http://blogs.yahoo.co.jp/seizoh529/41327358.html
「クリスマス休戦」というもの。どうやら史実らしい。
地には平和、みこころにかなう人々にあれ!

念のため、転載しておこう。

1914年、第一次世界大戦。冬の12月。ドイツ軍とフランス軍・英軍が、100メートルぐらいで隔てあう塹壕(ざんごう)戦は、砲撃の応酬で悲惨なものでした。その最前線のドイツ軍の塹壕に、クリスマスの日、一人の男が慰問に訪れます。彼の名は、ヴァルダー・キルヒホフ。当時、世界で最もチケットをとる事が困難といわれるバイロイト音楽祭に、1911~14年にかけて4年連続出演するほどの高名なドイツのテノール歌手でした。ドイツ軍の塹壕から、キルヒホフの美しい歌声が凄惨な戦場に響きわたり、100メートル先の敵国フランス軍の塹壕にまでとどきました。すると、フランス軍の中から「この歌声は、パリのオペラ座で聞いた、ヴァルダー・キルヒホフのものだ」と叫ぶものがいた。その歌声に聞き覚えがあることに気付いたフランス将校は、ドイツ軍の塹壕に向かって大きな拍手をおくりました。するとその拍手を聞いたキルヒホフは、自分の歌声に拍手を送ってくれた人がいることに感動。彼は、相手の気持ちに応えるためにドイツ軍の塹壕から飛び出し、笑顔でゆっくりと敵に向かって歩き出した。そして両軍の中間地帯を横断し、拍手を送ってくれた敵の将校に深々と挨拶をしたのでした。
その瞬間、戦場は、戦場でなくなってしまった。この様子を見ていた両軍の兵士たちが、塹壕から出て来て敵兵と交流してしまったからです。
休戦というのは交戦国の上層部が取り決めるのが普通ですが、現場の兵士から生じるのは稀なことでした。人々は、後にこの日の出来事を「クリスマス休戦」と呼びました。歌が、憎しみをこえた瞬間の出来事でした。この実話を基にして2005年、映画「戦場のアリア」が作られています。
残念なことに、現場で勝手に交流されたら戦意が落ちるということで休戦を生み出した兵士たちは上から厳重なる注意を受け、クリスマス休戦の後、第一次世界大戦はさらに3年も続き、2千万にのぼる人命を奪いました。だからこそ、戦争の真っ只中で起きたこのすがすがしい平和の物語は、これからも生き続け、人は決して殺し合いなんか望んでいないんだということを、訴え続けていくことでしょう。
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by rev_ushioda | 2012-12-20 23:24 | Comments(0)