「希望のはじまり」
2012年 12月 07日
それまで世界は、ローマ皇帝を起源とした暦が使われていました。しかし、ディオニシウス・エクシグースという修道士が画期的な暦を発明しました。それが、今私たちが使っているキリスト起源の暦です。彼はこう言っています「我々はもはや暦を統治者によっては数えない。なぜなら、彼らは君主ではなく暴君だからである。我々の主イエス・キリストから数え始める。これは我々の希望の始まりだからである」。こうして「AD、主イエス・キリストの年」という暦が作られたのです。もう一度これを作った人の言葉を引用すると、この暦は「希望の始まり」なのです。私たちには、そして世界中の人には「希望の始まり」を示す「ものさし」が当てられている、というわけです。
今年も、クリスマスを迎えようとしています。しかし、世界は、あらゆる意味でディオニシウス・エクシグースが言ったように「君主ではなく暴君」に支配されているように見えます。戦争やテロ、権力や言葉による暴力、搾取、傲慢、不公平、憎しみ、不安。このような時こそ、まず私たち自身の内に、「希望の始まり」であるイエス・キリストをお迎えしたいのです。聖書の言葉に、こうあります。「あけぼのの光が我らを訪れ、暗闇と死の陰に座している者たちを照らす」。キリスト誕生を祝うクリスマスには、あなたもぜひ教会においでください。初めての方をお迎えしています。泉教会の電話は 045-803-1749 です。
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