「永遠に向って目を上げる」

きょうは、星野富弘さんの詩を紹介したいと思います。

「花が上を向いて/咲いている/私は上を向いてねている/あたりまえのことだけれど/神さまの深い愛を感じる」

人間が上を向くということに深い慰めと安らぎを感じるという詩です。考えて見れば、落ちこんだとき、悲しいとき、途方に暮れたときは、人間、下を向きますね。でも、一日が終わって寝るときは、皆、上を向くわけです。下ばかり見ているから、一日の終わりには上を向かされる、と言ったらよいのでしょうか。星野富弘さんは、そこに神さまの深い愛を感じると言っています。
もう一つの詩です。

「ひとは空に向かって寝る/寂しくて空に向かい/疲れきって空に向かい/勝利して空に向かう/病気の時も/一日を終えて床につくときも/あなたがひとを無限の空に向けるのは/永遠を見つめよと/いっているのでしょうか/ひとは/空に向かって寝る」

あなた ─ この呼び掛けは、クリスチャンである星野富弘さんにとって神さまですが、「あなたがひとを無限の空に向けるのは/永遠を見つめよと/いっているのでしょうか」。─ 私たちは、永遠に向かって目を上げるようにと招かれた者だと言っています。そのとおりだと思います。私たちの思いは小さくなっているのです。神さまはもちろん、神さまの働きも、その力も、栄光も、広さも高さも深さも、見えていないのです。だから、当然の結果として人生を狭くしか見ることが出来ません。自分も小さく、つまらないものにしてしまい、生きている実感がつかめないままなのです。永遠に向かって目を上げることが出来ないとき、思いは、地に落ちるしかないでしょう。あなたの思いは永遠なる神さまに向かっているでしょうか。ぜひ、そうであってほしいと思います。
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by rev_ushioda | 2012-09-22 20:42 | Comments(0)