「牧師の視点」

先日、隣の教会の牧師が訪ねてきて、「先生、泉教会のチラシ、良ければ配ります」と言ってくださった。チラシとは、「ほっとらいん」という4ページものの新型チラシのことです。泉教会のチラシを他教会の牧師が配ってくださる、というのです。感謝して、500部ほどお渡ししました。その教会は、いわゆるグループ/教団に属さない、単立の教会です。教会と地域のために100パーセントの時間を使えますからと、おっしゃるのですが、お申し出はそれだけの理由ではないでしょう。地域での宣教協力を実践される姿勢に、大いに励ましを感じました。

さて私はそこで、自分が教会のほかに使っている時間、中会のために使う時間ということを考えました。

先週の週報に、次のように書きました。「9月23日に臨時中会会議が行われる。田園伝道教会の委任委員会委員長(小会議長の働き)に潮田牧師が推されている。牧師はその他、中会議長、伝道委員会委員長、あさひ伝道所運営委員会委員。かなりの多忙な働きのために皆さんの祈りとご協力を必要としています」。
実際、最近の1週間は中会関係の一つの仕事のために、まったく身動きがとれないことがありました。教会の活動だけ見ている人は、牧師は日曜日以外は何をやっているのだろうと思う人もいるかも知れませんが、中会という、地域にある教会の集まりのための仕事に多くの時間を割いています。
それが、牧師の視点です。一つの教会だけを見て、頑張るのは教会にとって良いことのように思います。しかし、初めに書いた隣の教会の牧師は、教団に属してはいない代わりに、ご自分で泉区民クリスマス実行委員会にも参加し、さらには私たちの教会のチラシ配布まで申し出てくださって、関係性の中に生きようとされています。そこに、牧師の視点、教会の視点があるように思います。自分の教会だけやればいいというのは、どこかで偏ってきます。独善的にもなります。たとえ周りとの関係性によって大幅に時間が制約されたとしても、関係性の中に生きることで、教会は教会としての使命に生きることができるに違いありません。
牧師にはそうしてもらって、教会のことは自分たちでやりましょうと、そういう機運になれば幸いだと思います。

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by rev_ushioda | 2012-08-25 22:11 | Comments(0)