「母、退院」
2012年 08月 06日
3週間の入院だった。緊急外来で診断を受けたとき、そういえば、医師からは最悪のことを言われたが、よく考えれば、こうして感謝して退院の日を迎えるわけだ。逆だったら、大丈夫と言ったのに…とうらまれることになる。最悪から立ち上がって、良い日を迎え、感謝されるにこしたことはない。
それにしても94歳を考えれば、心臓が若返るわけでもない。後の日々を上手に生きていくように、送り出されたときでもあった。子どもたちはもとより、孫が来る、ひ孫たちを連れてくる。一緒に写真を撮っている。考えてみれば、賑やかな日々であった。母は、新たな人生のひとふしをこうして作った。私は、自分の歳を改めて思った。この3週間、病院通いで疲れはしたが、まずは、いい日々であった。
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これは、まさにきょうを、後の日々を、上手に生きていくように送り出される一瞬です。
この3週間は先生ご自身の不調も重なり、電話の音さえもご不安な
日々だったことでしょう、大変でしたね。
今度の礼拝は、お母様に褒めていただいた洋服を着て
伺います。