「納骨・記念会」

納骨

納骨(埋葬)は、いつ行わなければならないということはありません。気持ちの整理がついた時に行うのが良いでしょう。牧師が埋葬(納骨)礼拝を司式しますので、その時に納骨します。
ところで、イエス・キリストのお墓は、ありません。死後、埋葬されたのですが、墓には留まらず、復活されたのです。ですから、もしこの方に属するなら、私たちにとっても、墓地はそこに“留まる”場所ではなくなります。復活の主と共に、天にこそ留まるのです。納骨後、記念のためにお墓を訪れる時、私たちは、キリストの復活が墓から起ったことを想起します。墓地は、私たちが「神に向けて生き始める場」になります。
納骨(埋葬)後は、ご自宅に写真を置いて記念するのもよいでしょう。もし希望するなら、自宅用のキリスト教祭壇もあります。繰り返しますが、何を用意するにしても、記念のためであり、礼拝の対象ではないことは誤解のないようにしなければなりません。
お墓には、折あるごとに訪れ、お花を飾り、先に述べたキリストの復活と天の御国を思うときにします。

記念会

最近、仏教では火葬から帰ってすぐに「初七日」の法要を済ませることが多いようです。この初七日、四十九日というのは、死者が7日目ごとに冥途の王の前で裁きを受け普通は早くて7日、遅くて49日目までに死者の運命が決まるので、それに合わせて法要をすることで、死者ができるだけ良い運命に行けるように、生きている者が「追善」するわけです。
しかし、死を前にした人に、主イエスは云われました。「あなたは今日、私と一緒にパラダイスにいるであろう」。7日目でも、49日後でもなく、その日、死と同時に、その霊は神の御腕の中に移され、永遠の安息を得た、ということです。
ですから、キリスト教葬儀では、生きている人間が死者の運命のために追善供養をする必要はなく、むしろ生きている私たちが“故人を記念する”意味で「記念会」をするのです。納骨の時は、記念会として最もふさわしいでしょう。その後は1年とか3年、(7年)10年が、節目として考えられます。教会の墓地に納骨された場合、毎年10月に、墓前で教会主催の合同の召天者記念礼拝が行なわれます。個人的な記念会とは別に、意義深い記念の時になります。

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by rev_ushioda | 2012-05-10 15:32 | Comments(0)