「権力の道」

街道の旅も、今度は中山道に移ることになるが、前々から、こういった街道は何のために作られ、そして使われたのかと思っていた。伊勢参りとか、商業用にとか、もちろんそういうことのためにも使われたが、しかしよく考えると、幕府の権力行使の道具だった。
道路の代表的なものとしてのローマの街道も、「全ての道はローマに通ず」と言うが、これも紛争鎮圧のための軍用道路だったとか。その結果の「ローマの平和」である。江戸時代の五街道も、参勤交代など権力維持のために整備されたものなのだ。その結果、江戸時代の「天下泰平」の世の中が実現した。たとえばすでに歩いてきた東海道など、川に橋をかけないところが何個所もあり、それは首都防衛のためであった。街道に立つと、権力維持の執念を感じる。

そういう、権力の臭いがする道を歩いてみることも、歴史から学び、先を見るためにはまた大事かと思うこのごろ。

写真は、ローマ、アッピア街道。やはり石畳で、両脇には何と松(日本の松とはどうも違うようだが)が植えられていて、1里塚ならぬ1000歩ごとの里程標「マイルストーン」もある。日本の街道とそっくりではないか。
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by rev_ushioda | 2012-02-04 13:25 | Comments(0)