「14年を越えて」
2011年 09月 21日
さて、泉教会は14周年を迎え、ここから15年目の歩みに入ります。10年、20年、30年・・・と数えるか、15年、30年・・・と数えるか、数え方にはいろいろあるでしょうが、15年はそれなりの節目であるに違いありません。14周年を越えて15周年に至るこれから1年間、私たちは、一つの大切な「節目の年」に向けて歩んでいくことになります。
「自分は15年前を知らない。どのように15周年を祝えばよいのか」と思う人もいるかも知れません。その通りです。しかし、私たちはむしろ、今、ここから、先を見ることが大事なのではないかと思います。節目に際して過去の歴史を振り返ることはもちろん大事ですから、それはしっかりと記録しつつ、先を見て、そのずっと先から、今を振り返る。すると、そこに私たちがいるのです。私たちは、今、ここから、これから先の5年、10年、15年・・・を作っていく大切な仲間だということが、大事なのではないでしょうか。そういう意味では、ここからがスタートなのです。スタート地点に、私たちがいるのです。いや、たまたまいる、ということはないでしょう。教会のかしらである主から招かれて、ここにいるのです。これからの教会のために、私たちが必要とされているのです。そういう招きなのです。来年は15周年。「後の世代のために」何を残したらよいかを考えながら、この1年間を過ごしたいと思うのです。来年発行される私たちの教会の15周年記念誌の題は、何としましょうか。
「後の世代のために/このことは書き記されねばならない。『主を賛美するために民は創造された。』」(詩編102・19)
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