「つながりに生きる」

娘の学校の山荘が、清里にあります。
行ってみると自然観察指導員の方がいて、ネイチャー・プログラムというのをやってくれました。ゲーム感覚で自然を見つめるプログラムなのですが、これが楽しかった。その一つに「ミクロ探検隊」というのがあります。虫眼鏡を持って、クモの巣を探しましょう、ジャングルのような苔の森を探しましょう、次は妖精の現れそうな場所を・・とグループごとで探していくのです。虫眼鏡で見る森の中は、肉眼で見るのとはまるで違った世界になります。なぜ、そこが妖精の現れそうな場所なのか、あとで他のグループに説明しますから、それなりの理由を考えるのです。私たちは、こうして、「森」と出会った。
そこで改めて気づいたことがあります。森の中は、小さな苔や、虫たちでいっぱいだということ。そしてその小さな苔や虫たちは、倒れた大きな木を分解して、時間をかけて、やがて大地に返しているのです。小さな生物によって、しかし、大きなすごいドラマがそこには展開されていました。そこで体験したことを漢字一文字で表しましょう、という時間が最後にありました。私は「繋」、つなぐ、つながりという字を書きました。どんなに小さな苔も、虫も、ここでは大事な主役を演じている。脇役などない。そしてその小さな主役たちによって、繋りが生まれている。虫と苔と木と森と、そして大地と、空気とさえも繋がりがある。もっと言えば、過去と今と未来が繋がっている。すばらしいことだと思いました。
私たちは分断化された社会に住み、いつのまにか細切れにして、ものを考えています。国と国、人と人が対立して、お互いの繋がりを考えません。今の時だけは大事にしますが将来に繋がる発想ができません。あのネイチャープログラムを通し、私は次の聖書の言葉を心に留めました。「ユダヤ人もギリシャ人もなく・・あなたがたは皆、キリスト・イエスにおいて一つ」。私が「繋がり」ということを森の中で気づいたように、キリストの眼差しの中で、私たちは繋がりのある関係を発見し大事にすることができるのです。

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by rev_ushioda | 2011-08-13 21:30 | Comments(0)