「M夫妻」

癌の末期のために教会においでになれなくなったM姉宅で、過日、家庭集会を開いた。
M姉は、自宅で緩和ケアを受けながら、ご主人、ご兄弟、ご家族に囲まれて最期の日々を過ごされているが、この日も、家庭集会を心待ちにされていた。
お連れ合いが、讃美歌のコピーを見せておられる。彼女が洗礼を受けると言われたとき、「じゃあ、俺も」と言われた方である。1年半前、ふたり一緒に、洗礼をお受けになられた。それまでも、それ以後も、しっかり彼女に寄り添い、歩んで来られた。
彼女は、4度も入院、手術しているが、直近3回の入院の時、何と、まったく違う理由であるが、彼もまた、3回とも、時をまったく同じくして入院したという、嘘のような本当の話である。1度は、彼女は看護師なので病院はよく知った場所、さっさと入院してしまった。そこに彼が入院することになり、病院で出会ったお互いは、「あら、あなた何で入院しているの?」 これもまた、本当の話。
4度目の時は、彼女の苦しみを替わってあげたいと祈っていたそうだ。そして、何と、またまた同時入院となったのである。
こんなにも愛によって結ばれているお二人に、地上で残された時間は、もうほとんどなくなっている。
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by rev_ushioda | 2011-07-02 20:12 | Comments(0)