「4畳半の拡がり」

泉教会は、ある時、4畳半を拡げる増改築工事をしました。

この工事をしてみて、ばかにできないのが、この4畳半という広がりだと気付きました。今までの広さに4畳半を足すと何畳になるという「足し算」では、決してわからない空間がそこに現われたのです。
たとえば、部屋の使い方から言って、中心の場所が変わる。礼拝堂の中心が変わるわけですから、これだけでも大きな変化です。そして、今までは二つの部屋がL字型になっていて、その二つの部屋が壁で区切られていました。集まっている人の半分しか顔が見えなかったのですが、今度は一つになれる。集まる人の顔が見える。当たり前のようですが、これは、すごいことなのです。
わずかのことが全体を変えてしまうというその感覚に、私は、とても驚かされました。そして思うのは、私たちの生活にも4畳半の拡がりを持ちたい、ということです。4畳半というのは、この場合、私はもう一つの時間の使い方、日曜日に教会に行くことを考えているのですが、そのようなわずかの拡がりを作ると、どんなにこの人生、変わって見えるだろうかということです。
聖書に、「神は、独り子(キリスト)を世にお遣わしになりました。その方によってわたしたちが生きるようになるためです」とあります。世界の片隅で起こった、キリストの出来事。世界から見ると4畳半以下の、ちっぽけな出来事でした。でも、その方を通して見ると、世界の見方がガラッと変わってしまうのです。失望は希望に、憎しみは許しに、対立は和解に、逃げてしまいたい問題は乗り越えるべき課題に、変わるのです。「わたしたちが生きるようになる」のです。キリストの出来事は、私たちの人生全体を変える力があります。たった4畳半、いえ、礼拝という1時間半の時間は、生活全体を豊かにする。

日曜日、朝10時30分に、初めてのあなたもお迎えしています。

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by rev_ushioda | 2010-05-02 23:39 | Comments(0)