「希望色の絵」

皆さん、“希望色”という色をご存知でしょうか。私の手元に、その“希望色”で描かれた絵があります。タイトルが、「希望色の絵」です。今日は、その絵をご紹介しましょう。
1975年、アルゼンチンでのことです。ロドリゲスさん夫婦は、ある日突然、当局から拘束され、秘密収容所に送られました。職場で労働組合運動をした、考え方が合わない、というのが理由でした。収容所は、悲惨でした。仲間が次々、拷問を受け、殺害されていくのです。考えただけでもぞっとする恐怖の中に投げ込まれました。生きた心地がしないとは、このことです。次は、確実に自分の番なのです。
妻のマリサさんは国外追放となりましたが、アメリカで人権擁護団体「アムネスティ・インターナショナル」に救済を求めました。こうして救援活動が展開されるようになると、その勢いの中で拘束が軟化し、収容所にも手紙が届けられるようになりました。最初の手紙を受け取った時のことをロドリゲスさんは、「さわやかな風が獄中を吹き抜けたようだった」と言っています。ほかの人は「3日間、笑いがとまらなかった」と。自分からも手紙を出すことが許されるようになりました。ロドリゲスさんは、食べ物の汁を使って絵の具にし、自分の子どもに絵を描きました。子どもたちが釣をする絵です。何と湖に映っている“太陽”を釣り上げて、楽しそうに帰っていく。そんな絵をたくさん描きました。これが、私の手元にある「希望色の絵」なのです。
私が今日、皆さんにお伝えしたいのは、私たちは体こそ自由であっても、悩みや悲しみによって、ひょっとしたら牢獄にいるような気持ちになるかも知れないと思うからです。その時に、しかしキリストは「私はあなたと共にいる」と約束してくださっているのです。聖書の言葉─「私は、あなたたちの老いる日まで、白髪になるまで、背負っていこう。…私が担い、背負い、救い出す」。八方塞がりに見えても、天は開けているのです。そう気づいた時、あなたにも「希望色の絵」が描けるのです。
「希望色の絵」を描きに、泉教会においでになりませんか。

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Commented by megumiboxy at 2010-03-25 17:48 x
ロドリゲスさんの「希望色の絵」、懐かしいです。Amnestyのメンバーとして、このポストカードをいっぱい販売し、いっぱい買いましたっけ。彼のあたたかい絵と、そして体験談には本当に励まされますね。
そうか、そうですね。教会は「希望色の絵」が描けるところですね。忘れてかけていたあの絵と、信仰の恵みとしての希望が、先生のメッセージによってつながりました。感謝。
Commented by rev_ushioda at 2010-03-26 10:08
手元にあると、時々引っ張り出してきては、思い出したようにメッセージに引用 ^^; 今、ロドリゲスさんは、どうしているかなあ… 
by rev_ushioda | 2010-03-18 15:30 | Comments(2)