「聴く耳を育てよう」

  「ねずみくんのひみつ」 という絵本があります。
 ある日、ねずみくんが“はなくそ”をほじるを、ねずみの ねみちゃん が見てしまいました。そこで、あひる に会って言いました。「ねずみくんが はな をほじってた」。すると、あひるは豚に会って言いました「ねずみくんが 花をほったんだって」。ぶたは、馬に会って言いました「ねずみくんが歯を折って寝てるんだって」。馬は象に会って言いました「ねずみくんが、はねて、とんでるんだって」…お話はこういう具合に続いていくのです。
 私たちの話には、そのように、けっこう自分なりの理解の仕方、思い込みが、含まれるのではないでしょうか。事実を話しているようで、しかしそこには思い込みというものがあって、人の言葉を自分なりの思い込みで受け止め、そして自分なりに受け止めたことを、人に伝えるのです。そしてまた、その言葉を興味本意で、偏見をもって、不健全に聞く耳があるとなると、いよいよ話は歪められ、あるいは増幅されて、まったく異質な話に変化してしまうのです。
 あのドイツのヒトラーがいつもしていたことは、人の中に偏見と敵意と憎悪をかき立てるということだったと聞いたことがあります。人の中に偏見、敵意、憎悪の芽を出させることくらい、少しの操作でできるということを、彼は知っていたのです。そうだとすれば、私たちはそのような性癖が自分に中にあるということを、知らなければなりません。そして、周りにも自分の思い込みにも操作されないで正しく「聴き分ける」心の耳を持つということが、大事になってくるのだと思います。
 日曜日、教会の礼拝では、聖書の言葉を「聴く」こと、その言葉によって私たち皆が共に生かされること、この二つを大事にしています。そのように生きる人は、内からの思い込みや、外部からの誘惑に対して、きっと強くなるのです。

 あなたも日曜日、泉教会で聖書の言葉を聞いてみませんか。

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by rev_ushioda | 2010-02-16 10:53 | Comments(0)