「そこに教会がないなら」

相模鉄道㈱の元副社長 岡幸男氏は、相模鉄道と共に人生を歩んで来られた方です。もう亡くなられましたが、横浜駅西口の開発はもとより、沿線の開発にかかわる大きな事業をこなして来られました。この岡さんが、講演会で言われていた言葉を、初めにご紹介します。
「相鉄の不動産部門で宅地を開発すると、多くの人が安住の地を求めてやって来るのです。しかし、宅地を開発しただけでは決して人が安住できる土地にはならないと私は思っているのです。最後に教会がなければ、だめだと思っています」。
岡さんは、クリスチャンです。相鉄がいずみ野線の緑園都市に「町」を作ることになった時も、彼はその町を見下ろす高台にはどうしても精神的な場所を設けたいと思い、駅の片方には大学を、もう片方にはキリスト教会を誘致するために尽力したのです。今、緑園都市の駅を降りると、左にフェリス女学院の十字架が、右に教会の十字架が立っているのです。
やっと安住の地に立ったと思った途端、─ 夫婦の意見の食違い、親子の断絶、嫁・姑の問題、隣近所の人間関係、自分自身の老化の悩み…、次々と問題が襲ってくるのではないでしょうか。子育てで追われていたり、会社の仕事で頭が一杯の時には気付かなかったことですが、このような問題を抱えたままでは、いくら新しい家に住んでも、生きる喜びも力も湧いてきません。人は生きることができないのです。
聖書は言っています。「神の家が廃虚のままであるのに、あなたたちはそれぞれ自分の家のために走り回っている」。家を建てても、廃虚のままである部分がある、というのです。あなたの人生の中で、神の家はどうなっていたでしょうか。私は、あなたとご一緒に聖書を開きながら、私たちが置いてきぼりにしてきたものを、見つめてみたいと思っています。
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by rev_ushioda | 2009-10-14 22:50 | Comments(0)