「東海道第4章 22~24日目 袋井~二川」

いよいよ愛知県(三河国)に入った! この写真は、愛知県に入ったところ。道路標識は「愛知県豊橋市」となっている。
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ついに三河国だ。神奈川の人間にとって静岡は隣だが、愛知と言ったら、それこそ未知の国である。わくわくする。そういえば、乗った電車のアナウンスで、「…してください」の「だ」にアクセントがあったのが新鮮に聞こえた。静岡に入ったのが去年の1月7日だったから、1年半、静岡県にいたことになる。もっとも、静岡と言っても昔は、伊豆国、駿河国、遠江国の3国だったが。

さて、通常のコース取りをすると、3日目、帰宅の日に鉄道がないところに入り込んでしまい、ではバスなどうかと調べたら、国道沿いなのに何と一日に1本しかない。これは、頭を使わなければならない。考えた結果は、以下のとおり。
1日目、浜松から弁天島(浜名湖)まで。(車は浜松泊。われわれは弁天島泊) 2日目、弁天島から二川まで。これで静岡県を抜けて愛知県に入った。そこから電車で浜松に戻り(2日の距離を30分で戻ったのであった)車を移動して、浜名湖泊。 3日目、東名を使ってふたたび静岡県に戻り、前回の終点、袋井に車を停め、そこからスタートして磐田まで。袋井に電車で戻り、東名で帰宅。
結局、交通の便の悪いところと良いところの行程調整した結果、あとを先に、先を後にすることになった。しかも、磐田から浜松までの区間は次回に回し、とにかく愛知に入ったという、「ウルトラ・シー」となった次第である。

袋井宿-見付宿(磐田):http://chizuz.com/map/map52229.html
東海道の順番とおり書くと、まず、前回の終点、今回の起点となる袋井。ここは「東海道どまん中」として町おこしをしている。どの店にも「東海道どまん中 何々商店」「東海道どまん中 何々小学校」と、札が掛けてある。名物は自分で作り出すもの也。こういうことに気づいたのは今に始まったことではなく、私もあるとき、「教会のある街」というコピーを作ったことがあったなぁ…

見付宿(磐田)から浜松宿は、次回。

浜松宿-舞阪宿:http://chizuz.com/map/map52230.html
今までずっと海岸から遠のいていたが、ここで再び海に接近する。浜名湖である。多分、東海道最南端である。大井川もそうであったが、川を渡るとか、湖を渡るところというのは、かつての宿場らしい雰囲気を今に伝え、にぎやかさを感じる。
そしてここで泊ったBENTENKAN 都市型ホテルでこの料金(ポイント利用で7000円)は、東海道をくだってきて利用したホテルの中で、一番良かった。と言っても6泊目であるが。とにかく浜名湖を眼前にした景色といい、ベランダにテーブルまで置いてある部屋といい、おいてある家具といい、食堂の広さといい、大満足。いや~最高の気分を満喫できた。これで温泉があったら… 弁天島温泉と言うのに温泉がない!?

舞阪宿-新居宿-白須賀宿-二川宿 http://chizuz.com/map/map52231.html
今回の終点、この二川からが愛知県である。今まで1章 江戸から小田原。2章 箱根越え。3章 静岡県内としてきたが、次回から章を改め、第4章としたいと思う。未知の国である。
新居であるが、ここにも関所があった。関所は箱根だけではなかったのだ。しかも、ここの「今切関所」の建物は復元ではなく、当時からのものだそうだ。観光が目的ではないからお金を払って中には入らなかったが、やっぱり昔のままと聞いたら、至る所から昔の人の声が聞こえてくる気がした。歩いている旧東海道そのものが、足元からすでに歴史に生きた多くの人の言葉を語っていたのであるが。
二川までは、畑の中を通る国道をひたすら歩いたのであるが、途中のバス停で時刻を見たら、何と一日1本!!!車はひっきりなしに通るのにすごい道であるが、こういうところでしているのが、(ねずみ取り)。次々捕まっている横を通り過ぎたのであるが、現代の「関所」は、こうして突然、現れるのであった。われわれは、もちろん、何のおとがめもなし。めでたしめでたし。
二川宿には本陣の遺構がそのまま残っていて、中を見学することができた。東海道に残る本陣の遺構は、ここと草津宿だけだそうだ。さっきは観光が目的ではないと書きながら、ここでは三河国に入った記念に? 歴史的遺構を見学。旅先でも殿様が別格扱いされた部屋、トイレなどを見た。道中の駕籠もそうであるが、あんな小さな入れ物に入れられ、旅籠でも場所を決められていた封建制度を維持する殿様って、決して楽なものではないと思った。
旅籠で休憩。「いやあ、疲れたねえ」、私は、さっそく足を洗ってもらった。「さあ、次は秀子さんだよ」(写真)。
このような東海道ウォーカーは、途中の白須賀の統計では、記録に残して行った人だけでも月間600人だということである。(潮見坂の休憩所のおじさん談)

動画はここ → 動画

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by rev_ushioda | 2009-05-27 22:33 | Comments(0)