「橋頭堡(きょうとうほ)」

「橋頭堡」という言葉があります。橋頭堡というのは、軍隊などが、川とか海とかの対岸に前もって作る、上陸拠点を言います。後からそこに味方が上陸するのですが、初めは、それだけ見ていたら何だかよくわからないわけです。しかし、そこに後から押し寄せてくるものがある。そういう、上陸の拠点を、橋頭堡というのです。
泉区を通って相鉄線、地下鉄が湘南台に接続していますが、その延伸工事が進められていた時、畑の真中にコンクリートの塊、橋脚が作られていたのです。それだけ見ていたら、周囲の光景とまったくかみ合わず、何のことかわからないわけです。しかし、あとから橋ゲタが掛けられ、鉄道が敷かれるということが誰にもわかりました。泉区西部は、ずっと横浜のチベットと言われてきました。しかし、鉄道が敷かれ、この地域はもうチベットではなくなりました。その初めに、あの橋脚が設けられたのです。橋脚は、あとから来るものの初めという意味で、橋頭堡でした。
初めは、何だかよくわからない。周囲からは違和感を感じる。しかし、確実に後から来るものの一部であるという橋頭堡。教会も、そうなのです。後から来るものを表しているのです。後から来るものとは何でしょうか。それは神の国です。教会は、神の国の橋頭堡なのです。教会は、世の中の目から見れば余計なものかも知れません。困ったら行くかも知れないけれど、今は関係ないと言われる。あの、畑の中のコンクリートの橋脚のようなもので、自分の生活には余計なものだと思っている。しかし、教会は確実に後から来るもの、神の国の一部を表しているのです。この世のものはすたれます。滅びます。しかし神の国は神の平和、神の愛が永遠に実現するところであり、教会は、その平和な時代を告げる、橋頭堡なのです。
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by rev_ushioda | 2009-05-03 22:16 | Comments(0)