「もちつき一式貸します」
2009年 01月 19日
中学生くらいから、もちつきを手伝った記憶がある。そして覚えたのは、もちつきは、腰の使い方が大事ということ。腰を使わないと、腕に力が入る。腕でつくようなそんなつき方をしていたら、力も入らず、疲れるばかりだ。
中学、高校、大学生のときに軟式テニス部に入っていたが、面白いことに、やはり、徹底して言われ続けたのが腰を下げろということであった。
高校は工業高校であったので、当時は鏨(たがね)の実習があった。鏨を左手に持ち、切ろうとする鉄の板に当て、右手に持った鉄のハンマーを鏨の頭に勢いよく打ち下ろす。はずれたら、手に当たる。言わずもがな、とんでもない痛さである。しかし加減していたら、鉄の板は切れない。その時も、腰だと言われた。
教会に行くようになって、聖歌隊などで歌う時も、腰の入れ方が大事だと言われた。
すべて腰が大事だということは、思うと、このもちつきから始まった。
↑ お手数ですが、よろしく。
腰を意識して、今年こそは完璧な餅を目指したいと思います。
こちらでは餅つきのあと、お赤飯を炊いたのですが、これは妻の大得意のはずが、どういうわけかこの日、失敗していました。腰も、火の加減も、せいろの使い方も、この世界は、奥が深いですよ。